どうも、フォネットです!
iPhoneを使用していたら「ある日突然、電源がすぐ落ちるようになった」というトラブルが起きることがあります。
特にこういったトラブルの場合は未然に防げれば良いのですが、使用している間は中々気づかず、ある日突然起こるものです。
今回は「iPhoneの電源がすぐ落ちる」場合の原因と対処法について、説明します。
目次
iPhoneの電源が落ちる5つの理由
iPhoneの電源が落ちる理由は、主に5つ存在します。
- iOSアップデートの不具合
- アプリの不具合
- バッテリーの劣化
- 低い気温の中でiPhoneを使用している
- 脱獄(ソフトウェアの改造)
では、それぞれ詳しく説明していきますね!
iOSアップデートの不具合
iPhoneのモデルとiOSの組み合わせによって、バグで電源が落ちることが極稀にあるようです。
とはいえ、実際長らくiPhoneを使ってきた筆者ですが、このようなiOSのバグを経験したことは有りません。
ただ、iOSの更新中に電源が落ちた際に「必要なファイルが壊れた場合」は、電源が落ちる事があります。
これはiOSのアップデートを失敗したことによる電源落ちになりますので、iTunesを使ってiOSを正常にアップデートするようにしましょう。
アプリの不具合
アプリとの相性の問題で、電源が落ちる事があります。
このアプリの不具合の場合は、一時的な問題のことが多いですが、中には「長らく更新がされていないアプリ」や、「公開されて間もないアプリ」等も存在します。
こういったアプリでは、不具合によって電源が落ちる可能性もあります。
バッテリーの劣化・不具合
電源が落ちるだけで再起動ループをしない場合は、バッテリーの劣化やバッテリー周りの不具合の可能性があります。
まず疑う点は「バッテリーの劣化」です。
「バッテリーの劣化があると、どのようなことが起こるのか?」というと。
例えば、iPhoneを夜中充電していて、朝確認したら「100%」の状態なのに、昼以降には電池がほとんど残ってなくて「20%」を切り始めている・・・。
・・・といった感じで、バッテリーの減りが極端に早い場合は「バッテリーの劣化」によるものの可能性が高いです。
特にiPhoneを長年使用した場合は、バッテリーの劣化を気にする必要があるでしょう。
iPhoneの一般的なバッテリーの寿命は、約2~3年と言われています。
しかし、バッテリーの寿命は年月だけで決まるものではありません。
バッテリーの劣化が進みやすい使用方法で使用していた場合は、それよりも早く寿命を迎えることとなります。
最新のiOSが使用できる機種では、iPhoneのバッテリーの最大容量を確認することが出来ます。
ちなみに、筆者自身もiPhoneを3年ほど使用しているのですが、バッテリーの最大容量は90%程度です。
このことからも、使用用途や使用環境、使用回数によっても最大容量の減りは変わることが分かります。
ですので、バッテリーの劣化を疑う場合は、必ず「最大容量」の項目を確認してから判断するようにしましょう。
低い気温の中でiPhoneを使用している
iPhoneのバッテリーの特性上「低温の場所」では、残電池量が減る場合があります。
例えば、バッテリーの状況が悪くなくても、外気の温度が5℃以下の場合は、iPhoneの電源が落ちやすくなります。
iPhoneを含めたスマートフォンの電池残量は、基本的に電圧で残りの電池量を測っています。
iPhoneに内蔵されているリチウムイオン電池の特性で、低温時では電圧が通常気温時よりも低くなります。
電圧が高くならない環境下では、iPhoneのプログラムが「電池が残っていない」と判断するため、電源が切れてしまうのです。
脱獄(ソフトウェアの改造)
iPhoneのiOSを改変することで、制限を取り除いて様々な機能を使うようにすることを「脱獄」といいます。
脱獄のメリットは、Appleの非公認であるアプリが使用できることです。
これによってApple Storeで配布されていないアプリも使用できるため、使用出来る幅が増えるということです。
しかしiPhoneの脱獄は、iPhoneの本来の使用用途から脱線した使用用途のため「Appleの規約違反」になります。
(Appleの規約違反になるだけで違法というわけではありません)
ですので不具合が出た場合は、Appleの公式サポートは受けられなくなります。
また、Apple Storeで配布されていないアプリを使用するため、セキュリティ面で問題があります。
Apple Storeに通るアプリというのは、当然ながらアップル側が審査をしているアプリになります。
しかし、Apple Storeに登録されてなくて公開しているアプリが「不正を行うアプリ」や「不具合を引き起こす悪意あるアプリ」だった場合。
知らずに個人情報が漏れる理由になったり、iPhoneそのものが使えなくなってしまいます。
そして、脱獄の段階でiOSを改変してしようするため、端末に不具合が出る可能性があります。
このように、iPhoneの脱獄はデメリットが多い(リスクが大きい)ため、このサイトではお伝えしていません。
話を戻しますが、脱獄したiPhoneは電源が落ちる可能性があります。
理由はアプリによるものや、iOSのバグによるものなど、様々です。
もし脱獄してからiPhoneが落ちるなと感じた場合は、iTunesを使って復元を試してみてください。
iPhoneの電源が落ちる際の対処法
iPhoneの電源がすぐ落ちる際の対象法について、6つご紹介します。
1.iOSを最新版にする
iOSの更新は、
- iPhoneから行う場合と
- PCから行う場合
この2つの場面があります。
iPhone側からiOSを更新するには・・・
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「今すぐインストール」をタップ
このとき、iPhoneの電源が切れないように気をつけましょう。
出来れば「残電池量が20%以上」で「充電しながら」アップデートすると良いです(iOSアップデート中に落ちないようにするため)。
PCからiOSを更新するには・・・
- iPhoneとパソコンを接続します。
- iTunesを開いて、iPhoneの個別の管理画面から「アップデート」を選択します。
- するとiOSのバージョン等が出てきますので「インストール」を選択します。
2.バッテリーの交換
もし、バッテリーの劣化が原因でiPhoneの電源がすぐに落ちる場合は、バッテリーの交換が必要です。
特に最大容量が80%を切るようであれば、交換したほうが良いです。
その方がストレス無くiPhoneを使用することが出来ます。
iPhoneのバッテリー交換については、以下の記事を参考にしてみてください。
また、バッテリーの交換場所については、以下の記事について詳しく解説しています。
3.部屋の気温をiPhoneの使用環境に合わせる
私達にとって快適な気温に合わせることが、iPhoneにとっても重要になります。
これはAppleの公式にも書かれているのですが、iPhoneを使用する際に最適な気温は16℃~22℃です。
この気温をきっちりと守る必要は有りませんが、リチウムイオン電池の特性上、出来れば5℃以下にならないようにしましょう。
5℃以下になると、電圧が上がらなくなり電源が落ちる可能性があるからです。
また、iPhoneを温める際には結露の問題も有るため、iPhone本体を急激に温めることはオススメしません。
出来ればゆっくりと気温を戻すよう心がけましょう。
4.不具合のあるアプリは更新、または乗り換える
公開されて間もないアプリを使って電源が落ちた場合は、アプリ側のアップデートを確認して更新するようにしましょう。
もしまだアップデートがない場合は、アプリ側に意見を出すと良いかもしれません。
アプリの製作者側も、不具合があれば修正する場合が多いです。
しかし、長年更新されていないアプリの場合は、更新そのものがされない場合もあります。
その場合は、アプリそのものを乗り換える必要があるでしょう。
もし、電源が落ちる原因になっていると仮定したアプリに対して「使用しない」と判断した場合は、アプリを消すことで電源落ちを回避することが出来ます。
5.iTunesで復元する
- iOS更新前のデータが残っている場合
- アプリ導入以前のバックアップデータがある場合
こういった場合は、iTunesでバックアップを復元しても良いでしょう。
とはいえ、バックアップの復元は手間になるため、アプリを削除したほうが早いと思います。
アプリの削除が難しい場合は、iTunesでのバックアップの復元をオススメします。
- iPhoneをパソコンに接続する
- iPhone側で「iPhoneを探す」をオフにする
- iTunesで「iPhoneを復元」を選択する
- 復元するバックアップの内容を選択する
iPhone側で「iPhoneを探す」をオフにするには、以下の記事を参考にしてください。
6.iPhoneを初期化する
最終手段になりますが、iPhoneを初期化して復元する方法があります。
iTunesを使ってiPhoneを「iOSのアップデート前の状態」に復元して、再度アップデートを試みてください。
もしご家庭にパソコンがない場合(iPhoneだけの場合)は、修理店でお金を払って初期化になるかと思います。
(その後iCloudにバックアップデータが残っていれば復元が可能です)
まとめ
今回はiPhoneの電源が落ちる場合の原因と対処法について、説明していきました。
この記事があなたにとって、iPhoneの電源が落ちる現象の解決につながれば、嬉しい限りです。
それでは。
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