どうも、フォネットです!
iPhoneを操作していると、画面をタップしたときに「トン」という振動や、長押ししたりした際に「カタッ」という振動を感じることがあります。
この振動は「触覚フィードバック」と呼ばれ、iPhoneに搭載されている「Taptic Engine(タプティック・エンジン)」と呼ばれる機構によって、生み出されたものです。
タッチしたときにする振動があると「iPhoneを操作してる」と分かるため、とても便利です。
ですが、その一方で、振動する回数が多くて逆に気になったり、振動するたび余計な電力が掛かっているのではないか?と感じる方もいるでしょう。
今回は、iPhoneのタッチ振動を消す2つの方法と、その際の注意点について解説します!
目次
iPhoneのタッチ時の振動について
iPhoneのタッチ時の振動は、画面上の操作に触覚的なフィードバックを与える機能です。
そのため、公式では「触覚タッチ(Haptic Touch:ハプティック・タッチ)」と呼ばれています。
この触覚タッチの機能は、具体的には以下のような動作時の振動のことを指します。
- アプリアイコンを長押しした時
- キーボードのキーをタップした時
- スイッチをタップして切り替えた時
この振動は、ユーザーに操作ができていることを伝える面で、重要な役割を果たしています。
これはタッチパネル全般に言えることですが、操作した際に画面に動きが無いと、操作されたかどうか?分かりませんからね。
もしかすると操作ができてなくて動いていない場合や、動いてないと勘違いして同じ操作を繰り返してしまうことも。
そういった勘違いを起こさないために、振動が1つあるだけで、操作できたことを知らせてくれるため、とても便利な機能なのです。
iPhoneのタッチ時の振動を消す2つの方法
とはいえ、iPhoneのタッチ時の振動は、気になることも多いです。
特に、長押し時の振動では気にならないけど、文字入力時のこまめな振動は、かえって不快に感じる方も多いと思います。
というわけで今回の本題となる「iPhoneのタッチ時の振動」を消す方法について、いくつかご紹介します!
iPhoneのタッチ振動を消すには、以下の2つの方法があります。
1. システムの触覚をオフにする
システムの触覚をオフにする方法は、2箇所の設定項目があります。
- 「システムの触覚」をオフにする
- キーボード内の「触覚」をオフにする
この2つを設定することで、タッチ時の振動を消すことができます。
では、順番にこの2つを紹介しますね!
a.「システムの触覚」をオフにする
まずはシステムの触覚をオフにする方法です。
システムの触覚をオフにするには、iPhoneのホーム画面から「設定」をタップします。
「サウンドと触覚」をタップします。
画面の一番下までスクロールして「システムの触覚」をオフにします。
b.キーボード内の「触覚」をオフにする
次にキーボード内の「触覚」をオフにする方法です。
キーボード内の「触覚」をオフにする方法は、途中まで同じ手順で移動できます。
- 「設定」をタップ
- 「サウンドと触覚」をタップ
ここまでは同じです。
次に「キーボードのフィードバック」をタップして移動します。
そうすると中にも「触覚」という項目があります。
こちらの「触覚」をタッチしてオフにします。
これでiPhone操作時に振動する「システムの触覚」機能をオフにすることができました!
ちなみに、この2つの設定は何が違うの?と気になるかと思いますが、簡単に言ってしまうと以下の違いがあります。
- キーボードのフィードバック:キーボードの文字入力時の振動
- システムの触覚:「時計のスクロール時の振動」や「スイッチボタンをタップ」したときの振動を無くす
というわけで、タッチ時の振動は大雑把に使い分けが出来ます。
- もしキーボードのカタカタとした振動だけ消したい場合は「システムの触覚:オン」「触覚:オフ」
- もしキーボード以外の振動を消したい場合は「システムの触覚:オフ」「触覚:オン」
というふうに使い分けましょう!
- 「設定」をタップ
- 「サウンドと触覚」をタップ
- 「システムの触覚」をオフにする
- 「キーボードのフィードバック」をタップ
- 「触覚」をオフにする
2. バイブレーションをオフにする
iPhoneの設定アプリには、1つのスイッチで全てのバイブレーション機能をオフにすることができる機能があります。
これがオフになっていると、システムの触覚の設定状態に関係なく、その設定が優先されるため、タッチ時の振動もオフになります。
iPhoneのバイブレーション機能をすべて消すには・・・
「設定」をタップ。「アクセシビリティ」をタップします。
身体機能および操作から「タッチ」をタップします。
「バイブレーション」をオフにします。
これでiPhoneの全てのバイブレーションをオフにすることができました!
ただし、iPhoneのバイブレーションをオフにする方法には注意点がありますので、気をつけてください(注意点の詳細は次の章で後述します)。
- 「設定」をタップ
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「バイブレーション」をオフにする
iPhoneのタッチ時の振動をオフにする際の注意点
iPhoneのタッチ時の振動をオフにする方法は、便利な半面で一部デメリットも存在します。
以下に注意点を列挙したので、ご確認ください。
- 「システムの触覚」をオフにすると、キーボードのクリック感が無くなるため、逆に違和感がある場合がある
- 「バイブレーション」をオフにすると、地震や津波などの緊急速報時の振動もなくなる
- 「バイブレーション」をオフにすると、マナーモードの有無にかかわらず、通知や着信時のバイブレーションも無効になる
- 「バイブレーション」をオフにすると、長押し時やロック画面から上にスワイプした時の振動も無くなる
特にバイブレーションでの設定には注意が必要なので、必ずその振動が止まってもよいのかどうか?確認してから使用してください。
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