どうも、フォネットです!
iPhoneでアプリアイコンやリンクを長押しすると「ピッ」という音とともに、振動が発生することがあります。
この振動は、iPhoneに搭載されている「Taptic Engine(タプティック・エンジン)」と呼ばれるユニットによるもので、iPhone使用者に対して触覚のフィードバックを行う機能です。
この触覚のフィードバックは、軽くタッチしたときにする「トントン」という感触や、長押しやスワイプしたときの「カタッ」となる振動などがあります。
しかし、状況によっては長押し時の振動が気になったり、バッテリー消費を抑えたいと感じたりすることもあります。
特に機種変後にiPhoneを使い始めると、この振動に違和感を覚えることも。
ここでは、iPhoneの長押し時の振動を消す方法と、その際の注意点について解説します。
iPhoneの長押し時の振動とは
iPhoneの長押し振動は、iOS 13以降で導入された「触覚タッチ(Haptic Touch:ハプティック・タッチ)」の機能の一部です。
触覚タッチは、画面を押し込む強さや長さに応じて触覚のフィードバックを提供し、ユーザーの操作感を向上させる機能です。
簡単に言ってしまえば、操作をした際に何も反応がなければ「操作ちゃんと出来てるのかな・・・?」と思ってしまいます。
ですが、この機能があることで「操作自体はできている」ことが分かりますので、使用者にとっても便利な機能と言えます。
ちなみに、長押し時の振動は、アプリアイコンやリンクを長押しした際に、追加のオプションメニューが表示されることを伝えるために使用されています。
長押し時の振動が気になる状況
とはいえ、iPhoneを初めて使用した方にとっては、この操作が逆に気持ち悪かったり、違和感を覚えることも事実です。
他にも、iPhoneの長押し時の振動は、以下のような理由で気になることがあります。
- 振動が不快に感じるとき
- 静かな場所でiPhoneを使用しているとき
- バッテリー消費を抑えたいとき
会議中や図書館など、周囲に迷惑をかけたくない場面だけでも、長押し振動をオフにしたいと考える人もいるでしょう。
iPhoneの長押し時の振動を消す方法
というわけで、ここからは「iPhoneの長押し時の振動を消す方法」について、ご紹介します!
iPhoneの長押し振動を消す方法は、確認してみたところ1つだけです。
今回はその方法について、ご紹介します!
iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。
「アクセシビリティ」をタップします。
身体機能および操作から「タッチ」をタップします。
「バイブレーション」をオフにします。
これでiPhoneの長押し時の触覚をオフにすることができました!
ちなみに、一部では「システムの触覚」をオフにする方法を紹介していますが、この方法では長押し時の触覚自体は消えません。
(ただし、タッチ時の触覚や文字入力時の触覚は、上記の方法で消えます)
- 「設定」をタップ
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「バイブレーション」をオフにする
iPhoneの長押し時の振動をオフにする際の注意点
iPhoneの長押し振動をオフにする際は、以下の点に注意が必要です。
- 通知や着信時のバイブレーションも無効になる
- 地震や津波など、緊急速報の通知でも振動しなくなる
- 「時計」アプリのスクロール時の振動もなくなる
要するに、すべてのバイブレーションがオフになってしまうので、場合によってはかなり不便になってしまいます。
ですので、状況に応じてこまめに設定を変更して使用すると良いかと思います。
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