【全22社】格安SIM・大手キャリアの格安プランの通信速度と安定性比較表!!

格安SIM・大手キャリアの格安プランの通信速度と安定性【全22社】格安SIMカードの比較

どうも、フォネットです!

格安SIMや大手キャリアの格安プランを選ぶ際に、速度で選ぶことがあります。

特に格安SIMの場合は速度が遅いと、サイトを読み込むだけでも一苦労だったりします。

そういった状況って、非常にストレスですよね。

そんな通信速度が悪い格安SIMを選ばないためにも、速度が分かると便利だと思いました。

というわけで今回は、

この記事で分かること
  • 格安SIMの速度比較で使用する4つの指標
  • 【速いだけじゃない?】速度の安定性を確認する上で重要な値
  • 【全22社】大手キャリア格安プラン・格安SIMの速度比較表!!
  • 格安SIM・大手キャリア格安プランの速度と安定性が良いSIMカード5選

について、解説していきます!

【速いだけじゃない?】速度の比較で分かる4つの指標

格安SIMや大手キャリアの格安プランを選ぶ際に「回線速度」で選ぶことがあります。

速度で携帯電話のSIMプランを選ぶ際に重要な値は、以下の4つになります。

通信速度で選ぶ際に確認する4つの指標
  1. ダウンロード速度(下り)(Mbps)
  2. アップロード速度(上り)(Mbps)
  3. ping値(ms)
  4. Jitter値(ms)

では、それぞれ詳細に説明していきますね😊

格安SIMの通信速度は2つの指標で分かる

格安SIMの通信速度を知るためには、まずは2つの指標を見ていく必要があります。

  1. Mbps(メガビットパーセカンド)
  2. ping値

この2つですね。

格安SIMの通信速度は、基本的に「bps(ビットパーセカンド)」と、1秒間に転送できるデータ容量を表す数値で表記されています。

その単位を「bps(ビットパーセカンド)」で表記していて、特に格安SIMでは「Mbps(メガビットパーセカンド)」で表記されることが多いです。

格安SIMに限らず、インターネット回線などはこういった「bps」で表記します。

このMbpsの値は「大きいほど1秒間に送れるデータ転送量が多い」ということになります。

格安SIMを速度で選ぶ際には、必ずこのMbpsの数値の大きさを見ていきます。

回線速度には上り(アップロード速度)と下り(ダウンロード速度)がある

また、このMbpsには、たまに表記の中に「上り・下り」といった言い方をされることがあります。

  • 「上り」は”アップロード速度”のことを表し
  • 「下り」は”ダウンロード速度”のことを表しています。

基本的にスマートフォンでは送信するよりも、受信する方が多いかと思います。

筆者の場合は、格安SIMや大手の格安プランに関しては下り(ダウンロード速度)を重要視しています。

ping値とは?

ping(ピン/ピング)は、相手のサーバーに正常に動いているかどうか?を確認するために、データ送信して確認する方法のことを指します。

そしてping値とは、

  1. pingを行った際に掛かった時間
  2. pingで応答していることを返す時間

この合計で掛かった時間のことを”ping値”と言います。

日常のものに例えるとすると、玄関チャイムのようなものです。

玄関でピンポンを押して反応があるまでの時間が、ping値ですね😊

ping値の単位は「ms(ミリ秒)」で表され、数値が小さいほど応答が速く、通信環境が良いことを表します。

Ping値

特にインターネット回線では、パケットの送受信する応答時間があります。

特にping値はユーザーが体感する速度に近い値が出ると言われています。

今回集めたモバイルデータ通信の場合、ping値での目安は、以下の通りになります。

ping値の目安
  • 0~100ms 速い
  • 101~150ms 普通
  • 151~200ms 遅め
  • 201ms 遅い

※あくまで目安です

測り方にもよるので一概には言えませんが、参考までに。

格安SIMの通信速度の安定性が分かるJitter値とは?

ping値に付随する値として「Jitter値(ジッター)」というものがありますが、これはpingのブレ幅を表した値です。

要するにJitter値とは「ping値が安定しているかどうか?」を見るための指標になります。

単位はpingと同じく「ms(ミリ秒)」で表され、値が小さい(ブレが小さい)ほど安定していると分かります。

例えば、ping値にムラがあるとしたら、回線速度に使いやすいときと使いづらいときが出ているということになります。

Jitter値の値が大きいと、回線速度が安定しているとは言い難いということですね🤔

Jitter値の基準となる目安
  • 20ms以下:すごく良い
  • 21~50ms:まあまあ良い
  • 51~75ms:少し不安定
  • 76ms以上:不安定

※あくまで目安です

【全22社】大手キャリア格安プラン・格安SIMの速度比較表!!

では、実際に大手キャリアの格安プラン・格安SIMの速度比較表を作成しました!

データ内容は、大まかに書くと以下の通りになります。

  • 全日は平均です(8時~24時までの時間×7月中の31日間)
  • 朝8時、昼12時は7月中の同じ時間の平均値(31日間)を使用。
  • ping値やJitter値も全ての日程と時間(31日間・8時~24時)の平均を使用。

以上の内容で通信速度を測定した結果が、以下の表になります!

  • 「全日」「朝(8時)」「昼(12時)」:値が大きいほど高速
  • 「ping値」「Jitter値」:値が小さいほど良い

格安SIM/ダウンロード速度(Mbps)ランク回線全日朝(7時台)昼(12時台)ping値(平均)Jitter値(平均)
ahamoADocomo53.453.048.685.469.69
povoAau24.025.221.394.2314.31
LINEMOASoftbank27.928.428.297.9230.23
楽天モバイルA楽天30.534.024.8103.6923.46
Y!mobileASoftbank27.329.527.397.3821.77
UQモバイルAau24.226.022.594.6214.46
OCNモバイルONEADocomo36.341.88.298.4616.15
BIGLOBEモバイル(D)BDocomo21.524.05.6144.9278.54
IIJmio(D)CDocomo11.614.41.9122.2317.77
mineo(D)BDocomo20.97.92.7209.1555.77
LIBMOCDocomo14.49.90.8168.23101
LinksMateBDocomo16.020.64.892.2310.85
日本通信SIMBDocomo18.719.42.9144.6920.85
エキサイトモバイルBDocomo15.619.61.613223.31
y.u mobileBDocomo15.919.45.791.8510.31
イオンモバイル(D)CDocomo10.312.11.2110.698.77
nuroモバイル(D)DDocomo9.34.72.4153.9235.46
ロケットモバイルDDocomo3.91.60.8737.85142.46
TONEモバイルDDocomo8.39.11.0424.85279.92
BIGLOBE(A)Cau13.415.14.8144.3867.77
IIJmio(A)Bau18.722.65.2120.3120
JCOMモバイルBau16.119.34.2122.0824.31
mineo(A)Cau12.26.71.4221.5455.31
イオンモバイル(A)Cau11.213.23.6115.3816.31
mineo(S)CSoftbank12.66.11.1250.3892.85
nuroモバイル(S)DSoftbank9.99.21.4165.85100.08
2021年8月2日作成時点

大手キャリア格安プラン・格安SIMの速度と安定性5選

今回の比較表から回線速度や速度の安定性が高い格安プラン・格安SIMを5つ紹介します。

ahamo

ahamo(アハモ)の口コミと評判から見たメリットとデメリットを徹底解説!!

ahamoの提供内容
月額料金2,970円(税込)
データ通信容量20GB
容量超過後通信速度1Mbps
かけ放題オプション
  • 5分間かけ放題:0円
  • 無制限かけ放題:1,100円
音声通話料金22円/30秒(通話時間が5分を超えた後)
お支払い方法
  • 口座振替
  • クレジットカード払い
申し込み方法オンライン限定(専用アプリ、Webサイト)
※ただし料金支払いでオフラインでの対応可能
新規契約事務手数料無料
機種変更手数料無料
MNP転出手数料無料

回線速度は53.4Mbpsと他の格安SIMや格安プランを圧倒しています。

また、ping値の平均は85.46と100を切っていること、またJitter値も9.69とかなり安定しています。

ahamoの回線速度と安定性は、群を抜いて良いです。

特にahamoの場合、ドコモの通信インフラをそのまま利用できるため、回線速度だけでなく繋がりやすさも1番良いです。

クリックしてタップしてahamo公式サイトへ移動する
筆者の書いたahamoの紹介記事はこちら

povo

povo(ポヴォ)の詳細
月額料金2,728円(税込)
データ通信容量20GB
容量超過後通信速度1Mbps
かけ放題オプション
  • 5分かけ放題:550円
  • 無制限かけ放題:1,650円
音声通話料金20円/30秒(税込 22円)
その他特徴220円(税込)のトッピングオプションで24時間データ使い放題
(基本通信量の20GBとは別に利用が可能)
今後もトッピングメニュー(オプション)追加予定
お支払い方法クレジットカード払い
(auからpovoに移行した場合、auでの支払い方法を継続可能)
申し込み方法オンライン限定(Webサイト)
新規契約事務手数料無料
機種変更手数料無料
MNP転出手数料無料

povoは、auから出た大手キャリアの格安プランです。

回線速度は24.0Mbpsと低く出たものの、お昼の時間帯でも21.3Mbpsと高い水準を維持し続けています。

また、Jitter値も14.31とかなり早いため、安定している事がわかります。

povoの場合は「24時間データ使い放題」と呼ばれるトッピングメニューが存在します。

これは、設定から1日220円の料金を支払うことで、その後24時間のデータ使用量がカウントされず、無制限に使用できるオプションサービスのこと。

通信速度が速く、安定している回線で「24時間データ使い放題」が使用できるのは、かなりのメリットがあると個人的には思います😊

クリックしてタップしてpovo公式サイトへ移動する
筆者の書いたpovoの紹介記事はこちら

LINEMO

LINEMOの詳細

LINEMOの詳細
基本使用料ミニプラン:990円(税込)
スマホプラン:2,728円(税込)
データ容量ミニプラン:3GB
スマホプラン:20GB
データ容量超過時の通信速度ミニプラン:最大300kbps
スマホプラン:1Mbps
通話料20円/30秒(税込 22円)
かけ放題
  • 550円(税込)/5分以内の通話かけ放題
  • 1,650円(税込)/無制限かけ放題

(キャンペーン価格で1年間550円引き)

カウントフリー「LINEギガフリー(LINEカウントフリー)」に対応
お支払い方法クレジットカード/デビットカード/口座振替 に対応。
申し込み方法オンライン限定(Webサイト/LINE)
新規契約事務手数料無料
機種変更手数料無料
MNP転出手数料無料

LINEMOも、大手キャリアの回線をそのまま使用できる格安プランのため、速度が高速で安定しています。

ただ、他の格安プランと比較すると「30.23ms」と少しJitter値が高くなりました。

データを確認してみたのですが、朝の時間帯に少し高くなる日が続いていたようでした🤔

同じはずのY!mobileではこのようなデータを確認していないため、Jitter値はそれほど気にしなくても良いかもしれません。

LINEMOでは「LINEギガフリー」と呼ばれるカウントフリーサービスが存在します。

これは、LINEアプリのトークや通話等の使用をしても、通信量のカウントしないサービスです。

Softbank回線をそのまま使用できて、LINE通話をよく使う方にとっては、LINEMOが最もオススメになります。

また、大手キャリアの中でも少ないギガ数のプランを出しているのは、LINEMOだけです。

3GBで990円で使用できる上に、こちらもLINEギガフリーが付いています。

クリックしてタップしてLINEMO公式サイトへ移動する
筆者の書いたLINEMOの紹介記事はこちら

UQモバイル

UQモバイルの詳細
税込みの月額料金
(カッコ内はでんき割適用時)
  • くりこしプランS:1,628円(990円)
  • くりこしプランM:2,728円(2,090円)
  • くりこしプランL:3,828円(2,970円)
データ通信容量
  • くりこしプランS:3GB
  • くりこしプランM:15GB
  • くりこしプランL:25GB
容量超過後通信速度
  • くりこしプランS:300kbps
  • くりこしプランM:1Mbps
  • くりこしプランL:1Mbps
かけ放題オプション
  • 月60分かけ放題:550円
  • 10分かけ放題:770円
  • 無制限かけ放題:1,870円
音声通話料金20円/30秒(税込 22円)
お支払い方法クレジットカード払い もしくは口座振替(郵便局の場合は自動振込)のいずれか
申し込み方法オンライン
新規契約事務手数料3,300円(税込)
機種変更手数料無料
MNP転出手数料無料

UQモバイルは、au回線を使用した格安SIMカードになります。

全日「24.2Mbps」と高速で使用できることや、格安SIMでも昼間の回線速度が「22.5Mbps」と、高い安定性が魅力的です。

Jitter値も「14.46ms」と、上位をマークしています。

UQモバイルのプランは「くりこしプランS・M・L」から選ぶことができ、どれも低価格で使用できます。

特にauでんきやUQでんきとセットで使用する「電気セット割」を使用することで、どのプランも他の格安SIMプランよりも安く使用することが出来ます。

クリックしてタップしてUQモバイル公式サイトへ移動する

Y!mobile

ワイモバイル(Y!mobile)

Y!mobileの詳細
税込みの月額料金
(カッコ内はおうち割適用時)
  • シンプルS:2,178円(990円)
  • シンプルM:3,278円(2,090円)
  • シンプルL:4,158円(2,970円)
データ通信容量
  • シンプルS:3GB
  • シンプルM:15GB
  • シンプルL:25GB
容量超過後通信速度
  • シンプルS:300kbps
  • シンプルM:1Mbps
  • シンプルL:1Mbps
かけ放題オプション
  • 10分かけ放題(だれとでも定額):770円
  • 無制限かけ放題(スーパーだれとでも定額):1,870円
音声通話料金20円/30秒(税込 22円)
お支払い方法クレジットカード払いもしくは口座振替
申し込み方法オンライン・オフラインでも利用可能
新規契約事務手数料オフラインで3,300円(税込)/オンラインで無料
機種変更手数料3,300円(税込)
MNP転出手数料0円

Ymobileは、格安SIMでもSoftbank回線をそのまま使用できる格安SIMです。

全日「27.3Mps」と回線速度が速く、お昼の時間帯でも「27.3Mps」と安定しています。

Jitter値も「21.77ms」と、十分な速度を記録しました。

Ymobileは2回線目以降は格安で使用できる「家族割引サービス」や、Softbank 光・Softbank Airなどの回線を使用していると割引になる「おうち割 光」など、割引サービスが多数存在しています。

他にも、キャンペーンで「PayPayボーナス」が貰える新規契約、他社からの乗り換えキャンペーンを行っています。

クリックしてタップしてY!mobile公式サイトへ移動する

 

ahamo(アハモ)
  • docomo回線がそのまま使えて回線速度が最も速く、繋がりやすい!!
  • 通話品質は格安プランの中でNo.1
  • 通話料が他の格安プランと比べて308円お得
povo(ポヴォ)
  • au回線をそのまま使用可能できて回線速度が安定して速い!
  • 20GBで2,728円と格安
  • 1回220円の「データ使い放題24時間」支払いで1日中データ使用量が無制限に!
  • アプリを使って留守番電話が使用可能
LINEMO-eyecatch
  • Softbank回線をそのまま使用可能できて回線速度が安定して速い!
  • 「LINEギガフリー」でLINEのトークや通話が無制限で使用可能!
  • 3GB 990円の格安プランがある
  • クレカ以外(デビットカード・口座振替)での支払いが可能
  • 通話オプション割引1年間550円引きのキャンペーン実施中!
  • au回線を安定して使用できる格安SIMプラン
  • 3GBで990円の電気セット割がお得
  • 最大10,000円のキャッシュバックのキャンペーン実施中!
ワイモバイル(Y!mobile)
  • Softbank回線をそのまま使用可能できて回線速度が安定して速い!
  • 「家族割」や「おうち割」で3GB 月額990円~と格安
  • 全国のショップで気軽に相談ができる

 

格安SIM・格安プランの速度に関するQ&A

ここでは、格安SIMや大手キャリアの格安プランについて、特に速度にまつわることを書いていきます。

格安SIMで速度が遅くなる理由と時間帯は?

格安SIMで速度が遅く繋がりにくいと言われる時間帯は、主に朝と昼と言われています。

これはスマートフォンの利用する状況を考えてみると、分かりやすいです。

多くのスマホユーザーは朝の時間帯に通勤や通学を行い、お昼の時間帯にはお昼休みがあります。

スマートフォンの利用は、この通勤や通学の時間帯と、お昼休みの時間帯に最も集中して使用されます。

また、格安SIMでは大手通信事業者から通信回線を借りて運用を行います。

そのため、借りた分しか通信回線を使用することが出来ません。

特に格安SIMの場合、契約者の数が多くなればなるほど、

  • 使用している時間帯
  • 使用していない時間帯

この2つの時間帯のデータ使用量にムラが出来てしまいます。

そのため、人気の格安SIMほど借りる回線の運用が難しく、朝やお昼の時間帯に混雑しやすいのです。

大手キャリアの回線速度と比較したら格安SIMの速度は遅い?

先ほども書いたとおり、大手キャリアの場合は自社で基地局を建てて運用します。

一方で格安SIMの場合は、その建てた通信インフラの一部を借りて運用します。

そのため、大手キャリアの方が回線速度は速く、安定しています。

ただ、格安SIMの中でもサブブランドと呼ばれている「UQモバイル」や「Y!mobile」は、速度がとても安定していて、大手キャリアと同じ水準を保っています。

ですので、格安SIMだからといって、必ずしも遅くて繋がらないわけではありません。

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