【iOS17.5】iPhoneの写真を消しても復元するバグの原因と対処法!

【iOS17.5】iPhoneの写真を消しても復元するバグの原因と対処法! iPhoneの写真

どうも、フォネットです!

今回はニュースにもなったiOS17.5の写真復元バグについて、解説していきます。

【iOS17.5】iPhoneの写真を消しても復元するバグの詳細

一部ユーザーから、iOS17.5にアップデートすると、10年以上前に削除した写真が写真ライブラリに復活するといった報告が、大手掲示板のRedditに報告されていました。

また、削除した写真が当時の日付ではなく、最新の写真として復活していたため、急に出てきたことで気づいた方も多かったようです。

iCloud写真の不具合が原因では?と推測されていたのは誤り

一部ではiCloudの写真が不具合の原因ではと言われていました。

iPhoneとiCloudの間で同期が上手くいかなかったため、復元されたと考えれば一番あり得る内容ですからね🤔

その証拠に、iCloudに写真をバックアップしたユーザーによる報告が多かったのです。

しかし、バックアップをしていないユーザーからも同様の報告があったため、この説は否定されました。

iPhoneの写真を消しても復元するバグ原因はデータベースの破損

iCloudの写真が不具合の原因は、公式でも否定されました。

Appleによると、データベースの破損によって起こったバグのようです。

また、これに対して詳しく確認した内容が、9to5Macというサイトに掲載されていました。

パソコンでもそうですが、ファイルをゴミ箱に入れ、ゴミ箱のファイルを削除しても、実は復元が出来ます。

というのも、ゴミ箱から完全に消したファイルは、ファイルとしてではなく、空き容量として認識された状態になるからです。

この時、データとしてはちゃんと残っているものの、見えなくなっているだけの状態になります。

じゃあこのファイルは一生消えないのか?というと、そういうわけでもありません。

このファイルは空き容量として認識されているため、パソコンを使用していて別のファイルが保存されると、上書きされていくのです。

調べたところ、今回のiOSの写真復元バグでも、同じことが起きているという説明になっていました。

要するに「iPhoneの写真アプリから完全に削除しても空き容量として移動するため、上書きされてない空き容量がある状態では、写真は消えずに残っているということです。

これがiOS更新の不具合により、復元されてしまったというわけですね。

確かに、そう考えると前の所有者の写真が復元される理由についても、しっかりと削除してなかったため、復元されたと考えると説明がつきますね🤔

また、以前のiPhoneとは違うものの昔の写真が復元された理由についても、バックアップの復元によって空き容量化した写真ファイルが移動したため、復元したという内容になっていました。

iOS17.5の写真を消しても復元するバグの対処法

iOS17.5の写真復元バグの対処法について、公式の見解も含めていくつかご紹介します。

iOS17.5.1にアップデートする

先日(2024年5月21日)iOS17.5.1の配信が開始されました。

これは先ほど書いた写真の復元バグの修正になります。

iPhone側からiOSを更新するには・・・

  • 「設定」をタップ
  • 「一般」をタップ

iPhone側からiOSを更新する01

  • 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
  • 「今すぐインストール」をタップ
iOSを最新のものにアップデートする (1)iOSを最新のものにアップデートする (2)

ここから、iPhoneのiOSをアップデートすることが出来ます。

iPhoneをリセットしてファイルを完全に削除する

公式の内容で、iPhoneのデバイスの完全消去を行うと、復元バグは起こらないとのことです。

ただし、現在使用中のiPhoneではデータが全て消えてしまうため、使わないでください。

もし、iPhoneを他の人に譲渡する際には、必ず行うようにしましょう。

ファイルを完全に削除する手順
  1. 「設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「転送またはiPhone/ipadをリセット」をタップ
  4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ

復元された写真はiOSの更新でも削除できないので消す必要がある

iOS17.5.1にアップデートしても、復活した写真は自動的には削除されません。

このバグが出た場合は、もう一度写真アプリから画像を削除する必要があります。

(写真の削除方法は以下の記事を参照してください。)

まとめ

今回はiPhoneのiOSの17.5の写真を消しても復元するバグについて、詳しく書いていきました。

Apple公式が提示した方法でも復元したとの個人の報告もありますが、実際にしっかりと削除されているのであれば、前の端末のものは復元されないとは思います。

あとは一般向けではない方法にはなりますが、原因から考えると、ファイルを保存してiPhoneの内部ストレージをいっぱいにしてしまうというのもありかもしれませんね🤔

実際にパソコンであるデータ消去のソフトの場合は、無意味なデータを上書きすることによって、既存のデータを読み取れない状態にするようにしています。

何にせよ、簡易的な削除の方法があるとありがたいんですけどね。

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