どうも、フォネットです!
iPhoneを使用していると「写真を撮影できません。写真を撮影するのに十分な空き容量がありません。ストレージは“設定”で管理できます。」というメッセージが出ることがあります。
これを見た場合、通常はiPhoneの写真を削除する事をまず始めます。
しかし、iPhoneの写真を削除しても、容量問題が解決しません。
それはiPhoneの“ある機能”によって、削除できてない場合がほとんどなのですが・・・。
今回は「iPhoneの写真を削除したのに容量が減らないときの解決法」について、説明します!
目次
iPhoneの写真を削除したのに容量が減らないときの解決法
「iPhoneの写真を削除したのに容量が減らない!」という場合は「最近削除した項目」を削除してみてください。
実はiPhoneの写真は通常の削除だけでは、ごみ箱フォルダである「最近削除した項目」に移動しただけになります。
そのため、容量が減らないのです。
「最近削除した項目」には、以下の2つの方法があります。
- iPhoneから完全に写真を削除する
- iCloudを使って写真を完全に削除する
それぞれ説明しますね!
1.iPhoneから完全に写真を削除する
iPhoneのホーム画面から「写真」をタップ。
今回は下メニューバーから「アルバム」をタップします。
一番下までスクロールすると「最近削除した項目」というフォルダがあります。
「最近削除した項目」をタップします。
右上に表示されている「選択」をタップします。
左下の「すべて削除」をタップします。
確認画面が表示されますので「○○項目を削除」をタップします。
これで全ての写真を完全に削除することが出来ました!
(この方法で削除すると、簡単には復元できなくなりますので、ご注意ください)
ちなみに「最近削除した項目」でも「選択」後はiPhoneの写真削除の場合と同様に、画像をタップすることでチェックが付きます。
チェックが付いた画像は、選択して削除が可能です。
その場合「全て削除」の部分が「削除」に変わっています。
- 「写真」をタップ
- 「アルバム」をタップ
- 「最近削除した項目」をタップ
- 「選択」をタップ
- 「全て削除」をタップ
- 「○○項目を削除」をタップ
2.iCloudを使って写真を完全に削除する
iPhoneで「iCloud写真」をオンにしている場合、パソコンからiCloudを使ってiPhoneの写真を完全に削除することが可能です。
なぜなら、iCloud写真を消すと、iPhoneの元の写真も消えるからです。
iCloudからiPhoneの写真を削除するには・・・
まずはiCloudに移動して、ログインします。
ログインしたら「写真」をクリックします。
左のサイドバーにある「ライブラリ」→「最近削除した項目」をクリックします。
右上の「全て削除」をクリックします。
確認画面が表示されますが「削除」をクリックします。
これで写真を完全に削除できました!
- 「写真」をクリック
- 「ライブラリ」→「最近削除した項目」をクリック
- 「全て削除」をクリック
- 「削除」をクリック
パソコンから写真を削除する
番外編になりますが、パソコンから削除すると「最近削除した項目」に移動せずに削除することが可能です。
今回はWindows PCでiPhoneの写真を削除する手順について、説明しますね😊
Windows PCでiPhoneの写真を削除する手順
まずはiPhoneとパソコンをLightningケーブルを使って接続します。
接続したら「PC」に移動します。
Windows10の場合「スタートボタン」→「エクスプローラー」でPCフォルダに移動できます。
デバイス名「○○のiPhone」を選択します。
Lightningケーブルを使ってPCとiPhoneを接続しても「〇〇のiPhone」が出てこない場合があります。
この状態を解決するには、iPhone側にコンピュータの信頼を設定する必要があります(書いてて意味不明な日本語だなと思いますが、そのままの意味です😇)。
まず、iPhoneの画面をパスコードを入力して、iPhoneのロック解除した状態にしてください。
iPhoneのロックを解除した状態でUSBを接続すると、iPhone側の画面に「コンピュータを信頼しますか?」といった選択画面が出てきます。
この「コンピュータを信頼しますか?」といった選択画面では「信頼」をタップします。
パスコードを入力画面が出てくるので、パスコードを入力します。
これでiPhone側に、このPCが信頼されたことが証明されます。
このあとすぐ、
- Lightningケーブルを一旦外して、
- 再度USBを接続すると・・・。
・・・このように、しっかりと「PC」フォルダに「○○のiPhone」が表示されました!
ちなみに・・・もし、ログイン後に中身(Internal Storage)が表示されなかった場合は、
- USB接続したままスリープボタンを押して、iPhoneをスリープさせる。
- スリープボタンを押して、パスコードを入力して、再度スリープを解除する
すると「○○のiPhone」の中身にある「Internal Storage」が表示されます!
「Internal Storage」をクリックします。
「DCIM」をクリック。
いくつかフォルダがあると思うので、クリックしてフォルダを開いて中身を確認します。
消去したいファイルを探して選択します。
選択したら右クリックをします。
右クリックのメニューの中にある「削除」をクリックします。
もう一度「削除」をクリックします。
これで完全に削除できました!
- 「PC」に移動(Windows10の場合「スタートボタン」→「エクスプローラー」で移動できます)
- デバイス名「○○のiPhone」を選択
- 「Internal Storage」をクリック
- 「DCIM」をクリック
- クリックしてフォルダを開く
- 消去したいファイルを探して選択(Ctrlを押しながら左クリックで複数選択が可能です)
- 「右クリック」→メニューから「削除」をクリック
- もう一度「削除」をクリック
それでも容量が減らない時の原因と対処法
「最近削除した項目」を削除したり、Windows PCで削除しても、それでも容量が減らない時があります。
ここからは「最近削除した項目」以外で容量が減らないときの原因と対処法について、ご説明します!
iTunesを使ってPCから同期した写真の場合
iTunesの同期を使ってiPhoneにコピーした写真は、iPhoneを操作しても消すことが出来ません。
iTunesからコピーした写真で容量がひっ迫している場合は、iPhoneをPCに接続してiTunesの同期を解除しましょう。
- チェックを外す
- 写真を削除
- 「適用」をクリック
iPhoneストレージの「写真」反映には時間がかかる
iPhoneストレージの反映には時間がかかります。
これはある程度時間が経てば反映されるため、多少時間を置いてから再度確認してみましょう。
少なくとも上記の方法をやっていれば、問題なく反映されます。
写真はiCloudの同期によって既に小さくなっている可能性がある
iCloudの同期をオフにする方法もあるのですが、この方法は写真の容量圧縮に逆効果の可能性があります。
というのも、iCloudの写真アプリには「iPhoneのストレージを最適化」という項目があります。
これはiCloud上にオリジナルの写真を残しつつ、iPhone内の写真は圧縮して小さいものに変更して容量を節約するというものです。
(詳しくは以下の記事を参照してください)
逆に考えれば、写真を削除してもiPhoneの容量が減らない理由は、既に圧縮されているからかもしれません。
iPhone内部にある容量が既に節約されている状態なので、消しても減らないということです。
試しにiPhoneのストレージ(保存容量)の詳細を確認してみましょう。
ストレージ確認方法は、iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。
「一般」をタップ。
「iPhoneストレージ」をタップ。
一番上に現在のiPhone内部のストレージの容量に関する詳細が確認できます。
ここで「写真」の容量が大きいのであれば、写真ファイルを整理することでiPhoneの容量を減らすことが出来ます。
しかし、写真の容量が小さいのであれば、iCloud等の設定で「iPhoneのストレージを最適化」されている状態かもしれません。
iPhoneのストレージを最適化の確認手順は
- 「設定」をタップ
- 「ユーザー名」の部分をタップ。
- 「iCloud」をタップ。
- 「写真」をタップ。
「iPhoneのストレージを最適化」にチェックが入ってるか確認します。
ここにチェックが入っていたら、既に写真アプリの容量は、iCloudに保存されていてiPhone内には圧縮されたファイルがあるということになります。
この場合は、iPhoneの写真を削除する以外の方法で、iPhoneの容量を空けていく必要があります。
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