iPhoneのシリアル番号の意味と3つの確認方法!!

iPhoneのシリアル番号の意味と3つの確認方法!!未分類

どうも、フォネットです!

iPhoneを使っていると、たまにiPhoneのシリアル番号が必要になる場面があります。

しかし、シリアル番号の確認方法って、使わないため意外と分からないことも多いですよね。

今回はそんなシリアル番号について。

  • iPhoneのシリアル番号を確認する3つの方法
  • iPhoneのシリアル番号から分かること
  • iPhoneのシリアル番号って何に使うの?悪用できるの?

といったことについて、説明していきますね😊

iPhoneのシリアル番号を確認する3つの方法

iPhoneのシリアル番号を確認する方法は、主に3つあります。

iPhoneのシリアル番号を確認する3つの方法
  1. 「設定」から確認
  2. 「外箱」で確認
  3. 「iTunes」で確認

それでは、順番に見ていきましょう!

「設定」から確認する

まずは一番スタンダードな「設定から確認する方法」についてです。

iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。

「一般」をタップします。

設定→一般をタップ

「情報」をタップします。

「シリアル番号」の項目があるので、そこで文字列を確認します。

iPhoneのシリアル番号を「設定」から確認する (1)iPhoneのシリアル番号を「設定」から確認する (3)

これでiPhoneのシリアル番号を確認できます。

「設定」からシリアル番号を確認する方法まとめ
  1. 「設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「情報」をタップ
  4. シリアル番号を確認する

「外箱」で確認

iPhone購入時に付いてきた外箱を見ると、箱の裏側にシリアル番号等が載っています。

ここに書いてある「Serial No.」の部分が、シリアル番号になりますね。

外箱を見るとシリアル番号が分かる

「iTunes」で確認

iPhoneをiTunesにつなぐことでも、シリアル番号を確認できます。

まずはiPhoneとパソコンを接続します。

iPhoneをPCに接続する

iTunesが表示されたら、デバイスアイコンをクリックします。

iTunesでシリアル番号を確認する02

左スライドバーに表示されている「写真」をクリックします。

iTunesでシリアル番号を確認する01

iPhoneのシリアル番号で分かること

ところで、iPhoneのシリアル番号で、何が分かるのでしょうか?

ここでは「iPhoneのシリアル番号で分かること」について、書いてみました。

 

調べてみると、どうやらiPhoneのシリアル番号には解読方法が有るようです。

ここでシリアル番号を順に辿ってみましょう。

最初の2文字は「製造国と製造工場」

iPhoneのシリアル番号の最初の2文字では「製造国と製造工場」が分かります。

それぞれの製造国と工場の記号については、以下の通り。

製造工場一覧
1C、4H、WQ、F7:中国
7J、YM:中国―鴻海(ホンハイ)/Foxconn
C0:中国―Tech Com
C3:中国・深市―Foxconn
C7:中国・上海市―Pentagon
CK:アイルランド・コーク
CY、PT:韓国
DL、DM:中国―Foxconn
DN:中国・成都市―Foxconn
E、SG:シンガポール
EE、QV、UV:台湾
F : カリフォルニア州フリーモント
F1、F2、FK:中国・鄭州市―Foxconn
FC:コロラド州ファウンテン
G8、QP、XA、XB:アメリカ
MB:マレーシア
RN:メキシコ
VM:チェコ・パルドゥビツェ―Foxconn
W8:中国・上海市
RM:整備済製品

自分のiPhoneがここで作られたんだなーって言うのが分かるのは、ちょっと面白いですね😊

ちなみに「RM」というところが整備済み製品と書かれていますね。

これは要するに、一度店頭に並んだり返品された商品を、Appleで再整備して販売した商品ということです。

↓詳しくはApple公式の「認定整備済製品」を見てみてください↓

 

3文字目は「組立ライン」が分かる

Appleが品質管理のチェックをするために、製造ラインの刻印をしているそうな。

なるほど、こうすればどこで問題が起きたのか?すぐに分かりますからねー🤔

4~5文字目は「製造日」が分かる

4~5文字目は「製造日」が分かります。

  • 文字列の4つ目は「年」
  • 文字列の5つ目は「週」

をそれぞれ表しています。

年数はCからZで構成されていて、1年で2単語分進みます(母音: A、E、I、O、UとBの文字を除く)。

年数とアルファベット一覧表
0年:C/D
1年:F/G
2年:H/J
3年:K/L
4年:M/N
5年:P/Q
6年:R/S
7年:T/V
8年:W/X
9年:Y/Z

例えば、2020年だと(C/D)が分類されますが、上半期がC、下半期がDとなっています。

また、週の場合は1~53週目までで計算され、それぞれ

  • (1~9):1~9週目
  • (C~Y):10~27週目
  • (1~9):28~36週目
  • (C~X):37~53週目

に対応しています。

(ただし、母音 A、E、I、O、U と、B、Sの文字は除く。 またLはPの前に来る[K,M,N,L,Pの順])

自分のiPhoneを調べる場合は、年の上半期か下半期かを確認してから、週を確認すると分かりやすいかもしれません。

・・・とはいえ、そんなふうに言われても分かりづらいと思うので、せっかくなので表にしました🧐

下のテーブル検索を使って、自分の文字列2文字を入れて検索してみてください😊

週目週の対応コード0年1年2年3年4年5年6年7年8年9年
C/DF/GH/JK/LM/NP/QR/ST/VW/XY/Z
1月11С1F1H1K1M1P1R1T1W1Y1
1月22С2F2H2K2M2P2R2T2W2Y2
1月33С3F3H3K3M3P3R3T3W3Y3
1月44С4F4H4K4M4P4R4T4W4Y4
2月55С5F5H5K5M5P5R5T5W5Y5
2月66С6F6H6K6M6P6R6T6W6Y6
2月77С7F7H7K7M7P7R7T7W7Y7
2月88С8F8H8K8M8P8R8T8W8Y8
3月99С9F9H9K9M9P9R9T9W9Y9
3月10CCCFCHCKCMCPCRCTCWCYC
3月11DCDFDHDKDMDPDRDTDWDYD
3月12FCFFFHFKFMFPFRFTFWFYF
3月13GCGFGHGKGMGPGRGTGWGYG
4月14HCHFHHHKHMHPHRHTHWHYH
4月15JCJFJHJKJMJPJRJTJWJYJ
4月16KCKFKHKKKMKPKRKTKWKYK
4月17MCMFMHMKMMMPMRMTMWMYM
5月18NCNFNHNKNMNPNRNTNWNYN
5月19LCLFLHLKLMLPLRLTLWLYL
5月20PCPFPHPKPMPPPRPTPWPYP
5月21QCQFQHQKQMQPQRQTQWQYQ
5月22RCRFRHRKRMRPRRRTRWRYR
6月23TCTFTHTKTMTPTRTTTWTYT
6月24VCVFVHVKVMVPVRVTVWVYV
6月25WCWFWHWKWMWPWRWTWWWYW
6月26XCXFXHXKXMXPXRXTXWXYX
6月27YCYFYHYKYMYPYRYTYWYYY
7月281D1G1J1L1N1Q1S1V1X1Z1
7月292D2G2J2L2N2Q2S2V2X2Z2
7月303D3G3J3L3N3Q3S3V3X3Z3
7月314D4G4J4L4N4Q4S4V4X4Z4
8月325D5G5J5L5N5Q5S5V5X5Z5
8月336D6G6J6L6N6Q6S6V6X6Z6
8月347D7G7J7L7N7Q7S7V7X7Z7
8月358D8G8J8L8N8Q8S8V8X8Z8
9月369D9G9J9L9N9Q9S9V9X9Z9
9月37CDCGCJCLCNCQCSCVCXCZC
9月38DDDGDJDLDNDQDSDVDXDZD
9月39FDFGFJFLFNFQFSFVFXFZF
9月40GDGGGJGLGNGQGSGVGXGZG
10月41HDHGHJHLHNHQHSHVHXHZH
10月42JDJGJJJLJNJQJSJVJXJZJ
10月43KDKGKJKLKNKQKSKVKXKZK
10月44MDMGMJMLMNMQMSMVMXMZM
10月45NDNGNJNLNNNQNSNVNXNZN
11月46LDLGLJLLLNLQLSLVLXLZL
11月47PDPGPJPLPNPQPSPVPXPZP
11月48QDQGQJQLQNQQQSQVQXQZQ
11月49RDRGRJRLRNRQRSRVRXRZR
12月50TDTGTJTLTNTQTSTVTXTZT
12月51VDVGVJVLVNVQVSVVVXVZV
12月52WDWGWJWLWNWQWSWVWXWZW
12月53XDXGXJXLXNXQXSXVXXXZX
6~8文字目は「固有のシリアル番号」

6~8番目の文字は、「4,5」文字目が同じ「年/週」のときの各デバイスにおける、その製造ラインの固有のシリアル番号です。

ここはランダムなコードになっています。

9~11文字目は「iPhoneのモデル番号」

9~11文字目は「iPhoneのモデル」を表しています。

  • N70 – iPhone 11 Pro Max
  • N72 – iPhone 11
  • N73 – iPhone 11
  • N6X – iPhone 11 Pro
  • KPF – iPhone XS
  • KPH – iPhone XS MAX
  • KXK – iPhone XR
  • JCL – iPhone X
  • JC6 – iPhone 8
  • JCL – iPhone 8 plus

といった感じです。

こうやって見ると、同じモデル番号でも違うケースとかも有るんですね🤔

最後の文字は「iPhoneの色」

最後の一文字はiPhoneの色「カラーコード」です。

IPhone 11 Pro Maxの例ですと、こんな感じになります。

  • K、P、F、V – ゴールド
  • W、G、L、Q – ミッドナイトグリーン
  • D、J、N、T、Z – シルバー
  • M、H、X – スペースグレイ

ちなみに、正規サービスプロバイダと共有した内部文書から、2020年後半からランダムに変更するとの通知も出ているため、今後は使えなくなる可能性はあります。

普通に使ってたらそんなに気になることでも無いため、良いですけどね(笑)

個人的には製造された日とか国が分かるのは、思いを馳せる事ができたため、純粋に面白かったです😊

シリアル番号の意味

ところで、シリアル番号があることで、何か使用できる意味はあるのでしょうか?

ここでは「iPhoneのシリアル番号の意味」について、書いていきます。

製造ミスによる製品リコールが出来る

例えば、製造ミスによって何らかの製品に対する不具合や損害が生じる場合など、会社側がリコールを行います。

リコールとは、欠陥のある商品を生産者側が公表して、製品を一旦回収して無料修理(もしくは代替品の交換/返金)を行うことです。

iPhoneではないのですが、Appleは過去にMacBook Proのリコールを行ったことがあります。

こういった場合では、シリアル番号を使用します。

保証条件を調べる

iPhoneのシリアル番号を知っていると、以下のApple公式ページから「AppleCare+」や「アップル製品」の保証条件を調べることが出来ます。

↓保証条件を調べる↓

iPhoneのシリアル番号の悪用ってできるの?

色々と調べてみましたが、リコールの際にシリアル番号を使うことがあり、それを使って部品の要求や交換を交渉することが有るそうな。

ただ、基本的にはリコールのやり取りの際に、製品を持っていないことが判明してしまうため、悪用できる可能性は限りなく低いです。

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