どうも、フォネットです!
相手と連絡を取るときに、iPhoneのメッセージアプリを使用する方も結構いるかと思います。
メッセージを送信していると、相手のメッセージが“青色”または“緑色”と、色が違うことに気が付きます。
「吹き出しの色変更なんてしたっけ?」と思うかもしれませんが、背景色の変更によって色違いが出ているわけではありません。
実は、この色の違いには意味があるのです。
iPhoneのメッセージアプリの吹き出しが青色の場合と緑色の場合の違いについて、説明していきます!
目次
iPhoneのメッセージアプリの吹き出しは青色と緑色がある
iPhoneのメッセージアプリには、
- 青色の吹き出し
- 緑色の吹き出し
この2種類の吹き出しが存在します。
この吹き出しの違いは、メッセージの種類にあります。
まず、メッセージアプリのメッセージの種類は、3種類存在します。
- SMS(ショートメッセージサービス)
- MMS(マルチメディアメッセージングサービス)
- iMessage(アイメッセージ)
この3つですね。
このメッセージの違いによって「青色か?それとも緑色か?」が決まります。
結論から書くと、色の違いは以下の通りになります。
- SMS/MMS(緑色)
- iMessage(青色)
青色の吹き出しで表示されるiMessageは、インターネット回線を利用したApple独自のメッセージングサービスです。
一方、緑色の吹き出しはキャリアの回線を使った、従来のSMS/MMSでのメッセージのやり取りを意味します。
では、このメッセージの色と種類によって、どのような違いがあるのでしょうか?
次からは、このメッセージアプリの種類の違いについて、説明していきますね😊
iPhoneのメッセージが緑色の意味
まずは緑色のメッセージの意味について、説明していきます。
冒頭にも書いたとおり、iPhoneの緑色のメッセージは“SMS”または“MMS”でメッセージのやり取りが行われている際に、表示されます。
では、SMSとMMSの違いは何なのでしょうか?
詳しく説明していきますね😊
SMS
SMS(ショート・メッセージ・サービス)とは、電話番号を使用してメッセージを送受信するメッセージサービスです。
チャットのような短い形式でのやり取りを、電話番号のみで送受信ができます。
SMSではどの大手携帯会社から、格安スマホ(MVNO)といった「どの携帯会社同士でも使用できる」というメリットがあります。
意外と知られていませんが、SMSでは画像や動画といったデータは送受信が出来ません。
この文を読んで「でも、緑色で画像が送信されたことがあるけど・・・」と思った方も居るかも知れません。
その場合は、次にご紹介する「MMS」でメッセージを送受信した可能性が高いです。
SMSでは通常、送信時に料金が掛かります(受信の際には無料となっています)。
ただし数は少ないですが、同じ携帯会社間では料金が掛からないところもあります。
実はSMSの歴史は長く、1997年からあるサービスです。
ですが、当時は今と違って
- 通信会社同士のやり取りが出来なかった
- メールが主流だった
といった理由のため、普及することはありませんでした。
SMSが普及し始めたのは、いくつか理由があります。
- 当時迷惑メールによって到達率・開封率が低かった
- 別の携帯会社間でもやり取りが可能になった
- メールアドレスではなく携帯電話で連絡することが出来る
といった内容が主な理由となりますが、実際のところはわかりません。
後から何とでも言えますし、現在はSMSでの迷惑メッセージもありますからね😓
MMS
MMS(マルチメディア・メッセージング・サービス)とは、主に携帯電話のキャリアメールアドレスで送受信することが出来るメッセージサービスのことです。
- @ezweb.ne.jp
- @softbank.ne.jp
といった携帯電話のキャリアメールのメール機能を利用してメッセージを送るため、先ほどのSMSと違って文字数に制限はありません。
また、文字数あたりの料金も0円となっています。
使用できるメールアドレスは、キャリアメールの他にも「フリーメール」や「インターネットサービスプロバイダのメールアドレス」も使用可能です。
- キャリアメール(@ezweb.ne.jp/@softbank.ne.jp)
- インターネットサービスプロバイダーのメールアドレス(@***.biglobe.ne.jp/@nifty.com/@***.ocn.ne.jp/@***.so-net.ne.jp)
- フリーメールサービスのメールアドレス(@gmail.com/@yahoo.co.jp/@icloud.com)
ただし、MMSの注意点はドコモのキャリアメールと格安SIMには対応していない点です。
MMSに対応していないSIMカードでは、iPhoneのMMS設定部分にスイッチが見当たりません。
また、最近登場した大手キャリアの格安プランでも、MMSは使用できません。
ahamoやpovo、LINEMOのプランでもMMSは使用できませんので、ご注意ください。
iPhoneのメッセージが青色の意味
iPhoneのメッセージが青色の意味は、iMessage(アイ・メッセージ)を利用したメッセージの送受信の場合です。
iMessageとは、iPhoneやiPad、iPod touch、Macbookなど、アップル製品同士でメッセージのやり取りが出来るサービスとなっています。
iPhoneだけでなくiPadやMacbookなど、別のアップル製品を利用していて同一のApple IDを利用している場合は、メッセージの同期もされるため、大変便利です。
iMessageの送受信にかかる費用は無料で、MMSと同様に文字数制限はありません。
また、iMessageでは写真や動画、音声などの送受信にも対応しているため、アップル製品同士であれば使わない手はありません。
ただし、Android端末とのやり取りではiMessageは利用できません。
何も設定をいじっていないiPhoneでは「SMS/MMS」の送受信に自動的に切り替わります。
特に格安SIMや大手キャリアの格安プラン(ahamo/povo/LINEMO)を利用している場合は、SMSに切り替わり、料金が発生しますのでご注意ください。
メッセージアプリで緑色の吹き出しは料金が掛かる場合が多い
ここまでの内容(SMS/MMS/iMessageについて)を、表でまとめてみました。
SMS | MMS | iMessage | |
---|---|---|---|
必要なもの | 携帯電話番号 | メールアドレス | Appleデバイス |
画像・動画の送信 | × | ○ | ○ |
料金 | 有料 | 無料 | 無料 |
文字数制限 | 70文字以内 (670文字以内も登場) |
無制限 | 無制限 |
吹き出しの色 | 緑色 | 緑色 | 青色 |
SMSは送信時に料金がかかるため、出来ればiMessageやMMSでメッセージを送信することをオススメします。
また、設定によってSMSでの送信をオフにすることが出来ますので、SMSでの送信をしたくない場合は、設定しておくと良いでしょう。
iPhone側でSMSを送らない設定にする方法
iPhoneでは、SMSを送らない設定が出来ます。
特にメッセージアプリでSMS送信を出来るだけ控えたいときには、この設定が有効です。
この機会に設定方法をお伝えしますね😊
iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。
少し下へスクロールして「メッセージ」をタップします。
少し下へスクロールしたところにある「SMSで送信」をオフにします。
これでSMSでの送信は出来ないようになります(受信は可能です)。
メッセージアプリで出来るだけ料金を掛けたくない時は、この設定を行いましょう。
- 「設定」をタップ
- 「メッセージ」をタップ
- 「SMSで送信」をオフ
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