どうも、フォネットです!
iPhoneを使っていると、ロック画面に「バックアップするのに十分なiCloudの容量がありません。」と、表示されることがあります。
iCloudのバックアップが出来ない原因はいくつかありますが、いきなり表示されるとビックリしますよね。
一体どうしたら良いのでしょうか?
- iCloudストレージにiPhoneのバックアップができないとき3つの原因
- iCloudへのバックアップができないときにする4つの対処法
について、説明していきます!
目次
容量が足りなくてiCloudのバックアップが出来ない
基本的にiCloudストレージへのバックアップが出来ない場合は、この「容量不足」の原因がほとんどだと思います。
容量が足りなくてiCloudのバックアップが出来ない場合は、以下の4つの対処法があります。
- 以前使ってたデバイスのバックアップを削除する
- バックアップを取るアプリの最適化
- iCloudストレージの容量を減らす
- iCloudストレージのプランを変更する
それでは、順番に説明していきますね!
以前使ってたデバイスのバックアップを削除する
iPhoneを機種変更して使用していると、以前使っていたiPhoneデバイスのバックアップが、いつまでも保存されていることがあります。
以前使用していたiPhoneのバックアップは、大抵の場合機種変更してデータを移し替えた時点で、不要になることがほとんどです。
とくに1つのデバイスに掛かるバックアップデータの容量は、2GB~4GBにもなります。
ですので、以前使っていたiCloudのバックアップは、思い切って削除しましょう。
以前使っていたデバイスのバックアップを削除するには・・・
iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。
「自分の名前(Apple ID)」をタップします。
「iCloud」をタップ。
「ストレージを管理」をタップします。
「バックアップ」の項目をタップします。
バックアップの項目に、個別のiPhoneとバックアップについて表示されます。
今回は削除したいiPhoneやiPadの本体名(「○○のiPhone」)をタップします。
なお、バックアップファイルを全削除する場合は、一番下に有る「バックアップを削除」をタップします。
確認画面が表示されますが「オフにして削除」をタップしましょう。
これで削除ができました!
- 「設定」をタップ
- 「自分の名前(Apple ID)」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「バックアップ」をタップ
- 「○○のiPhone」をタップ
- 「バックアップを削除」をタップ
- 「オフにして削除」をタップ
2.バックアップを取るアプリの最適化
iPhoneのバックアップは、バックアップのスイッチをオンにするだけで、自動で行ってくれます。
しかし、iPhoneのバックアップファイルの中身を見てみると、
- 今もよく使っているアプリ
- 試しに使っているアプリ
この両方のファイルが、バックアップに入っていたりします。
しかし、本当にバックアップが必要なアプリは、今も頻繁に使用しているアプリですよね。
使用頻度の高くて、アプリ内にデータが消えたら困る情報が入っているアプリが、バックアップの優先度が高いはずです。
一方で試しに入れたアプリや、1回ダウンロードしただけで使ってないアプリなども、バックアップデータに含まれていることがあります。
こういった「バックアップが不要なアプリ」に関しては、バックアップ対象から外しましょう。
アプリごとにiCloudのバックアップを最適化するには・・・
途中まで「以前使ってたデバイスのバックアップを削除する」の章で説明した内容なので、駆け足で説明します。
- 「設定」をタップ。
- 「自分の名前(Apple ID)」をタップ
- 「iCloud」をタップ。
- 「ストレージを管理」をタップ
「バックアップ」の項目をタップ
ここから、今回は整理したいiPhoneやiPadの本体名「○○のiPhone」をタップします。
「バックアップするデータを選択」の項目に、アプリごとにスイッチがあるのが分かります。
デフォルトではここのスイッチが全てオンになっています。
バックアップが必要ないアプリのスイッチを押して、オフにします。
これで個別にバックアップが必要なアプリのオン・オフの切り替えができます。
これだけでもバックアップファイルの大きさが変わるので、出来れば行うことをオススメします。
- 「設定」をタップ
- 「自分の名前(Apple ID)」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「バックアップ」をタップ
- 「○○のiPhone」をタップ
- 「バックアップするデータを選択」の中にあるアプリを選択
3.iCloudストレージの容量を減らす
不要なバックアップファイルをオフにしても、iCloudストレージが十分に確保できず、空き容量が不足するメッセージが消えない場合も考えられます。
この場合、iCloudストレージに保存しているデータを再確認して、容量を減らすことを考えてみましょう。
iCloudストレージの容量の減らし方は、過去に容量データ別に減らす方法についてまとめた記事があります。
こちらの記事を参考に、iCloudストレージの容量を整理してみてください。
4.iCloudストレージのプランを変更する
無料で使用できるiCloudストレージは、容量が5GBと「かなり少ない状態」です。
どのくらい少ない容量か?というと、人によっては1つのiPhoneのバックアップファイルを保存したら大半が使用できなくなるくらいです😅
(バックアップファイルが大き過ぎるのもありますが・・・)
その上写真ファイルや他のアプリのデータを保存していたら、すぐに容量が付きてしまいます。
ですので、僕自身の個人的な意見になりますが、月額130円の50GBのプランにアップグレードすることを、オススメします。
理由は、
- 他のクラウドストレージプランと比べてもかなり安いこと
- 他のプランと比べたら単位が小さく負担が軽いこと
などが挙げられます。
とはいえ「自分で比べて確認してからクラウドストレージを選びたい!」という方も居るでしょう。
そんな方のために「iCloudのストレージのまとめ記事」もありますので、良かったら一読してみてください。
容量があるのにバックアップできない?
容量が有るのにバックアップ出来ない場合は、これから紹介するいくつかの場合に当たります。
- バックアップの容量が想定より大きくてバックアップできない
- Wi-Fiとの接続が悪くてバックアップできない
この2つの場合があります。 順番に説明しますね。
1.バックアップ容量が想定より大きくてバックアップできない
バックアップのファイルが思っていたより大きくてバックアップできない場合があります。
特にiPhoneの場合は、1つのバックアップデータに4GB以上掛かることも。
そのため「バックアップデータがどのくらいの容量になるのか?」確認する必要があります。
iCloudストレージの「次回作成時のサイズ」を調べる
iPhoneでは「iCloudのバックアップ」に必要なデータ容量を、確認することが出来ます。
ここでは、iCloudに作成するバックアップデータの「次回作成時の容量」の確認方法について、説明しますね!
iCloudストレージの「次回作成時のサイズ」を調べるには…
- 「設定」をタップ。
- 「自分の名前(Apple ID)」をタップ
- 「iCloud」をタップ。
- 「ストレージを管理」をタップ
「バックアップ」の項目をタップ
ここから、今回はバックアップファイルの「次回作成時のサイズ」を調べたいiPhoneやiPadの本体名をタップします。
「前回バックアップ」と「バックアップのサイズ」の下に「次回作成時のサイズ」が表示されているのが確認できます。
この「次回作成時のサイズ」と、iCloudの空き容量を比較してみてください。
もし足りなければiCloudストレージの容量が足らないため、バックアップできていないということになります。
その場合は
- バックアップファイルの容量を減らすか
- iCloudストレージの容量を減らすか
このどちらかになります。
「容量が足りなくてiCloudのバックアップが出来ない(クリックタップすると移動します)」の章を参考に、バックアップファイルを整理してみてください。
もし、容量が足りててバックアップが出来ない場合は、次の章以降にある原因も確認してみてください。
2.Wi-Fi接続の問題でiCloudのバックアップが出来ない
iCloudへのバックアップは、iPhoneがWi-Fi接続している環境でのみ、行われます。
そのため、iPhoneがWi-Fiに接続していない場合は、iCloudへのバックアップが出来ません。
単純に接続していない場合もありますが、iPhoneとWi-Fiとの接続が上手く言っていない場合もあります。
iPhoneとWi-Fiの接続が悪い場合は、以下の記事を参考に、Wi-Fi接続の見直しを行ってみてください。
AppleのサーバーがダウンしてiCloudへバックアップできないことも
現在ではほとんど無いですが、Appleのサーバーがダウンしているときは、iCloudへの接続も出来なくなるため、バックアップが取れなくなることも。
例えば、iPhoneの新作発表等の時期と重なると、一時的にサーバーへの接続が出来なくなることがあります。
この場合取れる解決策は「時間を置くこと」です。
特にサーバーダウンは会社側にとっても深刻な問題のため、そういった時間帯はそう長くは続きません。
少し時間をおいてから、改めてバックアップを試みましょう。
コメント