どうも、フォネットです!
iPhoneを無料でiCloudサービスを使っていると「容量がいっぱいになりました」という通知が来ます。
無料で使用できるiCloudの容量は5GBと非常に少ないため、通知が来たらアップグレードするかどうか?悩むところです。
それに、他のストレージサービスもありますから、iCloudを買ってしまって本当にお得なのだろうか?気になるところですよね🤔
というわけで、僕自身も気になったので、iCloudの購入検討できるように、以下についてまとめてみました。
- iCloudと各クラウドサービスとの比較
- iCloudの容量は購入すべきか?
- iCloudの容量購入が必要ない3つの理由
- iCloudの容量を購入すると得られる3つのメリット
- iCloudストレージの容量の目安
- iCloudで容量購入する際の3つの支払い方法
- iPhoneでiCloudの容量を購入する方法
それでは、それぞれ解説していきます!
目次
iCloudの各容量の値段
まずはiCloudの容量別の値段について、表にまとめると以下の通りになります。
iCloudの料金表 | |
---|---|
容量 | 金額 |
50GB | 130円(税込) |
200GB | 400円(税込) |
2TB | 1,300円(税込) |
補足情報:iCloudと各クラウドサービスとの比較表
続いて、他のクラウドサービスを比較検討しやすいように、クラウドサービスの比較表を作成しました!
対応サービス | 事業者 | 基本容量 | 50GB(月単位) | 100GB(月単位) | 100GB(年単位) | 200GB | 1TB(月単位) | 1TB(年単位) | 2TB(月単位) | 2TB(年単位) | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Googleフォト | 15GB | - | 250円 | 2,500円 | 380円 | - | - | 1,300円 | 13,000円 | 200GB、2TBの容量が割安 | |
Amazon Photos | Amazon | 5GB | - | 250円 | 2,490円 | - | 1,300円 | 13,800円 | 2,600円 | 27,600円 | プライム会員(月500円/年4,900円)で写真の容量無制限で使用可能!(動画は5GB) |
OneDrive | Microsoft | 5GB | - | 224円 | 2,688円 | - | 1,284円 | 12,984円 | - | - | 1TBプランでMicrosoft365パーソナルが使用可能(最新版のOfficeが使い放題) |
iCloud | Apple | 5GB | 130円 | - | - | 400円 | - | - | 1,300円 | - | Apple純正品なので同期が楽 2TBプランが割安 |
iCloudの容量は購入すべきか?
まずは僕が考える結論から述べます。
iCloudの容量は購入する必要があるのかどうか?についてですが、これは「契約したほうが良い/容量は50GB契約がオススメ」です。
以前までは最強だったGoogleフォトがサービス提供終了したため「必要ない」とは言い切れなくなりました😅
というわけで、整理しながら説明していこうと思います。
iCloudの容量購入が必要ない3つの理由
まずはiCloudの容量購入が必要ない理由について、3つほど理由を考えてみました。
- 「写真」の容量が多い場合
- データ共有する場合
- 少しでもお金を払いたくない場合
1.「写真」の容量が多い場合
写真の容量が多い場合は、iCloudよりも「Amazon Photos」を使うことをオススメします。
理由はアマゾンプライムに加入しているだけで、写真が“無劣化”かつ容量が“無制限”で保存できるからです。
アマゾンプライムの料金は「月間600円(税込)」または「年間プラン5,900円(税込)」です。
年間プランで契約した場合、月々約491円で写真容量を気にしなくて済みます。
以前に料金が変更されたものの、それでも最安値をキープしています。
今後サービスが変更されない限り、写真ファイルがメインの場合はAmazon Photos一択です。
【公式】クリックしてタップしてAmazonプライムの内容を確認する!2.データ共有する場合
iPhoneを家族や友人間で共有する場合は、iCloudは向いてないため、オススメできません。
データ共有をする場合は、iCloudのストレージよりも「Googleフォト」や「Amazon Photos」がオススメです。
というのも、iCloudを使ってAndroid端末とデータ共有しようと思うとApple IDが必要な上に「PCサイトへ移動」してからログインする必要があり、面倒くさいからです…😅
3.少しでもお金を払いたくない場合
他の代替案がある以上、料金を少しでも安くしたい場合は「iCloud」にわざわざ入らなくて良いでしょう。
特に写真やビデオのファイルは、PCや別のストレージに移してしまった方が割安です。
クラウドサービスを使わないと手間は掛かりますが、移動できないわけではありませんからね🤔
iCloudの容量を購入すると得られる3つのメリット
とはいえ「iCloudが全くオススメできないか?」と言われると、そうでもないです。
僕はiCloudを以下の3つの点からオススメします。
- バックアップができる
- Apple純正なのでとても便利
- 一時的な保存場所としてiCloudを使用する
1.iCloudへバックアップが出来る
iCloudを使用すると、iPhoneのバックアップが出来ます。
このiCloudのバックアップ機能はとても便利です。
例えば、iPhoneを買い替えたときにiCloud上にバックアップが有ると、それを使って新しいiPhoneに状態の復元ができます。
このバックアップを使うと、アプリやデータ情報も全て移行してくれるため、乗り換えてすぐ使用しても、違和感なく使い始めることが出来ます。
2.Apple純正で同期が便利
GoogleフォトやAmazon Photosは、たしかに便利ですが、同期するためには一度アプリを開く必要があります。
意外とこれを見逃しがちで、アップロードされてない写真やビデオが出てくることもあります。
しかし、iCloudの場合は「充電中に」「Wi-Fi接続していれば」写真やビデオが自動でアップロードされますから、かなり便利です。
3.一時的な保存場所としてiCloudを使用する
iCloudを一時的な保管場所として利用する事ができます。
5GBだとすぐに容量不足になりますが、50GBもあればファイルを移動する余裕が生まれます。
1つのファイルで50GBも膨大な容量を取ることは、基本的にありません。
それを利用してiCloudストレージに移動したファイルを、PCに保存したら順次削除することで、移動の手間を省く事ができます。
iCloudストレージの容量の目安は?
ここでは、iCloudストレージの容量の目安をお伝えします。
iPhoneのカメラは「1200万画素」なので、それで計算します。
1200万画素のカメラで撮影した場合、1枚の写真は約4.5MBです。
また、1曲4分の音楽を通常の音質(128kbps)の曲にした場合、1曲あたり約3.75MBになります。
そして、iPhoneの初期設定で使われている動画容量で計算すると、3分の動画は1本あたり約390MBになります。
さらに「4K60fps」という超高画質の動画の場合は、3分の動画で1動画で約1,200MBになります。
今回はこの基準をもとに、計算していきます。
- 1枚の写真=約4.5MB
- 1曲4分(128kbps)の曲=約3.75MB(3,840KB)
- 1本3分の動画=約390MB
- 1本3分の高画質動画(4K60fps)=約1200MB
50GBで使用できるファイル数
50GBの容量がある場合は、おおよそ以下の通りになります。
- 1200万画素の写真:約11,300枚
- 1曲4分の音楽データ:約13,650枚
- 1本3分の標準動画データ:約131本
- 1本3分の高画質動画データ:約43本
基本的には50GBあれば、写真や音楽データの保存は事足りますね🤔
しかし、1本3分の動画データの場合は、131本しか保存できない計算になります。
これが30分になってくると13本の計算なので、少々心許ないかもしれませんね。
また、4Kの高画質の動画の場合は43本。
30分の動画になれば4本しか取ることが出来ませんので、1本動画を撮ろうものなら、4分の1を圧迫する計算に😅
4Kの場合は圧倒的に足りない計算になります。
200GBで使用できるファイル数
200GBの容量がある場合は、おおよそ以下の通りになります。
- 1200万画素の写真:約45,500枚
- 1曲4分の音楽データ:約54,600枚
- 1本3分の標準動画データ:約525本
- 1本3分の高画質動画データ:約171本
200GBもあれば、容量にはほぼ困りません。
ここまで来ると3分程度の4Kの動画もまともに使用できる容量になってきますね。
しかし30分の4Kの高画質動画は17本。
高画質の動画を大量に保存しておくにはちょっと微妙かもしれません。
2TB(2000GB)で使用できるファイル数
2TB(2000GB)の容量がある場合は、おおよそ以下の通りになります。
- 1200万画素の写真:約455,000枚
- 1曲4分の音楽データ:約546,000枚
- 1本3分の標準動画データ:約5,251本
- 1本3分の高画質動画データ:約1,707本
ここまで来ると4Kの高画質の動画を30分保存したとしても、170本も保存できます。
基本的には一人で使うというより、ファミリー共有を使って家族と分け合って使う場合に向いています。
iCloudストレージの容量の目安(一覧表)
なお、エクセルで計算した結果のデータ表は以下の通りでした(小数点以下切り捨て)。
容量 | 撮れる枚数 | 入れる曲数 | 動画数 | 動画数(高画質) |
---|---|---|---|---|
50GB | 11,378枚 | 13,653曲 | 131本 | 43本 |
200GB | 45,511枚 | 54,613曲 | 525本 | 171本 |
2,000GB | 455,111枚 | 546,133曲 | 5,251本 | 1,707本 |
iCloudで容量購入する際の支払い方法
iCloudストレージを購入するにあたり、利用できるお支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード/デビットカード
- キャリア決済
- iTunesギフトカード
iPhoneでiCloudの容量を購入する方法
今回はクレジットカードを使ってiCloudの容量購入方法をお伝えします。
iPhoneでiCloudの容量を購入するには・・・
iPhoneのホーム画面から「設定」をタップ。
一番上に有る「名前の部分(Apple ID)」をタップします。
「iCloud」をタップ。
「ストレージを管理」をタップします。
「ストレージプランを変更」をタップして移動します。
アップグレードの選択から「アップグレードする容量」を選択して、チェックマークをつけてください。
今回は50GBを選択しています。
購入したい容量にチェックを入れたら、右上の「購入する」をタップします。
確認画面が出てくるので「サブスクリプションに登録」をタップしてください。
Apple IDの「パスワード」を入力します。
パスワードを入力したら「サインイン」をタップします。
しばらくすると「完了」が表示されます。
「OK」をタップしたら、アップグレードの作業は終了です。
これで、iPhoneからiCloudの容量を購入してアップグレードすることが出来ました!
iCloudの容量を購入する方法まとめ
- 「設定」をタップ
- 「名前の部分(Apple ID)」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「ストレージプランを変更」をタップ
- アップグレードの選択から「アップグレードする容量」を選択する
- 「購入する」をタップ
- 「サブスクリプションに登録」をタップ
- Apple IDの「パスワード」を入力
- 「サインイン」をタップ
- 「OK」をタップ
筆者のiCloudの使い方
これは蛇足ですが、筆者の使い方を提示します。
- 『写真』Amazon Photos(バックアップ目的)
- 『動画』USBメモリかPCへ転送移動。
- iPhoneのバックアップ等(iCloud 50GB)
合計すると月630円(税込)になります。
「Amazon Photos」は、もともとアマゾンプライムに入っていたので、そのまま使っています。
ちなみに、2番の「動画の移動」に関しては、iCloudを使って動画を移動しています。
4Kの長い動画のアップロードは確認してないですが、数分程度の4K動画なら問題なく移動出来ました。
iCloudに移動した動画や写真ファイルは、整理ついでにPCにダウンロードしてハードディスクに保存してます。
僕自身は何個かハードディスクを持っていますが、中でもIO DATAの外付けハードディスクがオススメです。
音が静かな上に、熱くなりにくいため重宝してます。
【公式】クリックしてタップしてAmazonでハードディスクを確認する 【公式】クリックしてタップして楽天でハードディスクを確認する僕はiCloudの契約が50GBでも、PCに移動手段があるため十分でした。
時間的にも手間を掛けたくない場合は、iCloudの購入を。
それ以外のサービスが魅力的だったり、少しでも安く抑えたい場合は、別のクラウドサービスを活用してみてください。
それでは!
コメント