iPhoneを海に落とした!?水没後の3つの対処法!!

iPhoneを海に落とした!水没後の3つの対処法!! iPhoneの水没

どうも、フォネットです!

これを読んでるあなたは、海水浴中にiPhoneを使っていて「iPhoneを海に落としてしまった…」なんて経験を、現在した後かもしれません。

特に海水の場合は、通常の水道水などと違って、塩分が混ざっていますので、対処法を間違えるとあなたの大切なiPhoneが使えなくなる可能性が高いです。

そこで今回は

iPhoneを海に落とした場合の3つの対処法

について、解説していきます!

iPhoneを海に落とした!?水没後の3つの対処法!!

iPhoneを海水に落としてしまった場合、水道水と違って塩分が含まれています。

この塩分などの不純物により、スマホ内部に塩の結晶が出来たり、サビを引き起こしやすくなるため、故障の原因にもなります。

たとえ耐水性に優れたiPhoneだとしても、全く安心はできません。

iPhoneを海に落として水没させてしまった場合、すぐさまやることは以下の3つです。

iPhoneを海に落とした時にすぐ行う3つのこと
  1. 電源を切る
  2. 水で洗う
  3. 水に漬けて修理に出す

では、それぞれ細かく見ていきましょう。

1.電源を切る

iPhoneの電源を入れっぱなしにすると、濡れた状態で電気が流れるため、中の基板などの回路が駄目になる可能性があります。

水没したスマートフォンが駄目になる理由の第一位が、濡れた基板に電気が通ることで起こる基板のショートになります。

基板のショートはiPhoneが直らなくなる原因にもなるため、必ず避けましょう。

よって、まずやることはiPhoneの電源を消すことです。

iPhoneの電源を消すには、上のスリープボタンを長押し。

上に無い場合は右側のサイドボタンを長押し。

iPhoneⅩ以降は、サイドボタンと音量調節ボタンを長押しです。

スライドして電源を消しましょう。

とりあえず第一段階は終了です。

 

なお、電源をオフにしたら絶対に「オンにしない」ようにしましょう。

たまに「確認のためにオン・オフを繰り返す人」が居ますが、電源を入れるたびにiPhone内部に電気が流れるため、ショートする可能性があるからです。

また、充電もNG行為なので、止めましょう。

これは充電の際にLightningケーブルから流れる電流により、ショートする可能性があるためです。

2.水で洗う

2.塩の結晶が出来る前に水で洗う2

次にやることは、水で洗うことです。

「おいおい、なんだか急に胡散臭くなってきたぞ?」と思うかもしれませんが、大真面目です。

というのも、海水に含まれる塩分や不純物を、できるだけ液体のうちに取り除いておく必要があるからです。

もし仮に洗い流さなかったとしたら、海水が蒸発した後に塩分の結晶が出来てしまい、除去できない可能性があるのです。

海に落としてから一度乾いて結晶化してしまった塩分は、中々取ることが出来ません。

海に落とした直後、電源が入っているのを見て「まあ、使えるし大丈夫かな」と思っても、乾いた後が地獄です。

海水に含まれる塩分が結晶化してしまい、それが基板や充電ケーブル、イヤホンプラグ等々にこびり付いてしまいます。

基板に付いてしまえばiPhoneはつかなくなりますし、充電ケーブルに塩分の結晶があればショートの原因になります。

ですので、そうなる前に「洗い流す」と、iPhoneが復活する確率もそれだけ高くなります。

 

また「洗い流したりしたら、電源はショートしないの?」と思うかもしれません。

ですが、電源が入っていないiPhoneでは、そもそも電気が流れる心配がないため大丈夫です。

まず、洗い流す前に、iPhoneの周りについている装飾品等々は、外しましょう。

  • iPhoneのカバー
  • SIMカード

これらは必ず外します。

iPhoneのSIMカードを取り出す

外した後にやることは、水を使って丁寧に丸洗いしてください。

特に入りこみやすい

  • ボタンやスイッチの部分
  • スピーカーの部分
  • SIMカードのスロット部分

この辺りから侵食しやすいため、念入りに水で洗いましょう。

また、SIMカードも結晶が付いてしまわないように、水で洗い流してください。

SIMカードの場合は丁寧に洗い流した後、水没時と同様にタオルなどで拭き取り、風通しの良いところで乾かしてください。

3.真水につけて密閉して修理に出す

3.真水につけて密閉して修理に出す

最後に、iPhoneを濡れたまま密閉して、修理業者に出すことです。

先ほども書いたとおり、海水が蒸発して出来た塩分の結晶は、除去できない可能性があります。

ですので、水に漬けて置いたほうが結晶化せずに済むため、回復する可能性が高くなります。

コツは水に濡れた状態をキープすることですので、密閉できる容器に水を入れて全体が水に触れてる状態を維持してください。

また漬ける際の水も、出来れば水道水よりも真水に近い”蒸留水”を作ることをオススメします。

水が電気を通すためには、その間に不純物がある必要があります(電解質)。

水道水には消毒のため塩素が含まれていますから、電解質を含んでいることになります。

一方で蒸留水の場合は、電解質が含まれていないため、電気が流れる心配がより少なくなるからです。


蒸留水の作り方は簡単で、以下の通りです。

蒸留水の作り方
  1. 鍋に水を入れる(水道水でOK)
  2. 鍋の中に収まるサイズのボウルを入れる
  3. 鍋に収まらない大きいボウルで蓋をする
  4. そのボウルにも水を入れる(蒸発した水を冷やすため)
  5. 鍋に火を付けて沸騰しない程度まで強火~中火で加熱。
  6. 蒸発手前まで温度が上がったところで、弱火に変える。

この状態で蒸発させていくと、上のボウルとの温度差で結露が出来て、下にある鍋の中にあるボウルに水蒸気の水が滴り落ちて蒸留水が出来るという仕組みです。

画像で説明するとこんな感じです。

蒸留水の作り方01

 

水道水でも鍋とボール2つあれば出来るので、やってみてください。

(上のボール部分は、取っ手が金具の場合は、鍋蓋を逆さまにすることでも代用出来ます)。

 

補足として「蒸留水の作成」は、こちらの動画が分かりやすく解説しています

 

すぐに修理に出そう

今回はiPhoneを海に落とした場合の対処法について、説明しました。

最後に、もし電源がついたとしても、iPhoneの中で乾ききっていない場合は、数日後に使えなくなる場合があります。

海水が蒸発した際に出来る塩分が固まってしまい、除去できなくなる可能性があるからです。

海水に落としてしまったiPhoneは、必ず修理に出すようにしましょう。

また、筆者個人の意見としては「非正規修理店で修理しても問題はない」と思っています。

なぜなら、現在は非正規修理店でも部品の管理をしっかりしていて、満足度が高い修理店も多くあるからです。

例えば、一時期は増加した修理需要により、違法修理が横行して破損や発火などの損害を受けるケースが増えました。

そのため総務省では2015年に「登録修理業者制度」というものを実施しています。

これに登録されている業者は、1つの部品から修理者の技術力までチェックを行った結果、厳しい基準をクリアしている修理業者ですので、安心してご利用いただけます。

特に非正規修理店での修理で失敗しないためには、こういった「総務省登録業者」として認定されている非正規修理業者を選びましょう。

また、非正規店での修理の場合、

  • 即日対応をしているところが多いこと
  • iPhoneの初期化をしなくても修理できる
  • 正規店より修理費用が5%~80%安く修理できる

といったメリットが有るからです。

いますぐ修理が必要な場合は、筆者がオススメする修理業者3選を見て頂ければと思います。

できればこの記事であなたのiPhoneが救われることを、願っております。

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