どうも、フォネットです!
iPhoneが熱くなる原因は、結構多く存在します。
今回は、可能性としてはかなり低いのですが「iPhoneが熱くなる原因はウイルス感染」の場合についてです。
- なぜiPhoneのウイルス感染の確率は低いのか
- ウイルス感染が起こる2つの可能性
- ウイルス感染でiPhoneは熱くなるの?
- ウイルス感染を疑う場合の2つの対処法
以上の内容について、まとめました!
目次
iPhoneのウイルス感染のリスクは低い
iPhoneのウイルス感染のリスクは、かなり低いです。
理由はいくつかあるのですが、
- iOS自体が安全な設計になっている
- Apple Storeの審査があるため(通過したアプリしかインストールできない)
この2つが一般的によく言われる理由です。
1.iOS自体が安全な設計になっている
まず、iOSは全てのアプリを「サンドボックス(砂場)」内で動かすようにしています。
これは端末内部に「仮想の攻撃を受けても大丈夫な空間(サンドボックス)」を設けることで、端末のシステム本体に被害を与えないようにする設計のことです。
例え話に乗って説明すると「砂場にもともとあったオモチャは、砂場を出る時に持ち出さないでね」って怒られるような感じかな?🤔(なんか違う気がするけど)
この出る時の検査がとても厳しいので、iOSはそもそも安全な設計になっているということです。
2.Apple Storeの審査がある
iPhoneで使用できるアプリは、必ず「Apple Storeの審査」を通す必要があります。
私たちiPhoneユーザーは、Apple Storeにある「審査を通過したアプリ」しかインストールできません。
Appleが必ず検査しているアプリですから、そもそも危険なアプリがとても少ないです。
そのため、ウイルス感染のリスクが低いということになります。
ウイルス感染が起こる2つの可能性を確認する
一方でiPhoneで様々な対策を行った上で動作が重い場合は、ウイルス感染が疑われることもあります。
以下の項目について、思い当たることはありませんか?
- iPhoneを脱獄した経験がある(Jailbreak)
- ウイルス感染したパソコンにiPhoneを接続した
基本的に以上の2点について心当たりが無ければ、ほとんどウイルス感染の心配をする必要がないです。
今回は上記2つについて、それぞれ深堀りしていきます!
iPhoneを脱獄した経験がある(Jailbreak/ジェイルブレイク)
iPhoneを脱獄すると、Apple Storeにないアプリを使用できます。
これは言い換えれば「Appleの審査を通してないアプリを使用できる」ということになります。
iPhoneを脱獄して非公式のアプリを使用すると、ウイルス感染してるアプリの可能性もあります。
ですので、iPhoneがウイルス感染するリスクが格段に上がります。
ウイルス感染したパソコンにiPhoneを接続した
「ウイルス感染したパソコンとiPhoneを接続した」というのは意外かもしれませんね。
過去に(2014年11月)WindowsやMacなどのPCからiOSのデバイスを攻撃する「WireLurker」というトロイの木馬が発見されました。
脱獄していないiPhoneでも、PCからのウイルス感染があり得ますので、注意が必要です。
iPhoneはウイルスが原因で熱くなる?
さて、ここまではウイルスに関することを書きましたが、実際にiPhoneはウイルスが原因で熱くなるのでしょうか?
調べてみたところ、どうやらiPhoneがウイルス感染で熱を持つことは稀です。
もちろん、熱暴走になるパターンもいくつかあるので、それについて説明します。
1.マルウェアによる熱暴走
まず1つ目は「マルウェアによる熱暴走」です。
マルウェアとは、有害に動作させる意図で作られたソフトウェアやコードのことです。
パソコンの場合、マルウェアの動作による「熱暴走」によって、電源落ちする例があります。
iPhoneも同じくマルウェアに感染して持続的にマルウェアが動作した場合は、熱くなる可能性があります。
2.乗っ取りによる発熱
2つ目に「乗っ取りによる発熱」です。
iPhoneの場合、通常の利用でも「GPSの使用」が発熱の原因になります。
外部から場所の特定できるGPSアプリがiPhoneの中に入っている場合は、GPSの利用が増えるため、iPhoneが熱くなる原因となるでしょう。
とはいえ、iPhoneがウイルス感染する例はかなり低い上に、さらに熱を持つリスクはそれ以上に低いと考えて良いです。
ウイルス感染してても個人情報を抜き出すことが目的の場合は、情報さえ拾えれば終わりのため、発熱の原因になりにくいですからね🤔
iPhoneが熱くなる原因はウイルスかも?と思ったときにする2つの対処法
さて「iPhoneが熱くなる原因はもしかするとウイルスかも?」と思った場合、私達に出来ることは何があるのでしょうか?
今回は出来ることを2つご紹介します。
1.見に覚えがないアプリを探す
まずは「見に覚えがないアプリ」を探してみましょう。
iPhoneの遠隔操作アプリが入っている場合は、そのアプリを使って遠隔操作をされている可能性があります。
これはウイルスによってアプリを追加されることもあれば、第三者に追加されることもあります。
見に覚えがないアプリが見つかった場合は、必ずiPhoneからそのアプリを削除しましょう。
2.iPhoneを初期化する
どうしてもiPhoneの乗っ取りやマルウェアの存在が疑わしい場合は、iPhoneの初期化をする必要があります。
初期化されていれば、とりあえず脱獄の心配はなくなります。
また、バックアップファイルはiPhoneがウイルス感染前のものを復元する必要があります。
ですが、後からバックアップファイルを用意するのは難しいでしょう。
どうしても心配な場合は「現在のバックアップを用意」して、一度試しに「初期化」→「復元」してみて、その状態で様子見することをオススメします。
まとめ
今回は「iPhoneが熱くなる原因は、もしかしたらウイルス感染かもしれない?」というテーマで記事を書きました。
再三書きますが、そもそもiPhoneがウイルスに感染する可能性は、かなり低いです。
しかし、どうしてもウイルス感染が疑わしい場合は、今回対処法で紹介した2つの方法を使って、確認してみてください。
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