どうも、フォネットです!
iPhoneを使用していると、時折「iPhoneが熱くなる」ときがあります。
熱くなるだけならまだしも、
- iPhoneが急に重たくなったり
- 画面が暗くなったり
- アプリが落ちたり
と、iPhoneが「熱暴走」を起こすことがあります。
使っている側の人間としては、iPhoneの熱暴走は出来れば避けたいところですよね。
今回は
- iPhoneの「熱暴走」とは?
- どんな状況でiPhoneは熱を発してしまうの?
- iPhoneが熱暴走すると起こる7つのこと
といったことについて、今回は説明していきます!
目次
iPhoneの「熱暴走」とは?
知らず知らずのうちに、なんとなく分かった気で使いやすい「熱暴走」という単語。
iPhoneに限らず、スマートフォンの「熱暴走」とは、どういう事を指すのでしょうか?
調べてみると、スマートフォンの熱暴走とは「スマートフォン本体が熱くなり、動作が不安定になること」を指すようです。
僕も今回はこの定義に合わせて、熱暴走について書いていきますね🤔
どんな状況でiPhoneは熱を発してしまうの?
以前、僕が書いた『iPhoneが熱くなる原因』の記事内でも触れましたが、iPhoneが熱を発してしまう理由は、大きく分けて以下の3つに分類できます。
- iPhoneのCPUを使って、内部のデータ処理を行う
- iPhoneを充電する
- 高温な環境
大体このような理由で、iPhoneが熱を持ってしまい、熱暴走を引き起こすキッカケとなります。
iPhoneが熱暴走すると起こる7つのこと
iPhoneが熱暴走すると、以下の7つの事が起こります。
- 動作が重たくなり、制限が掛かる
- 急に画面が暗くなる
- 電波が悪くなる
- アプリが突然落ちる
- フラッシュが無効化される
- 充電できなくなる
- iPhoneの電源が落ちる・電源が入らない
それでは、上記の内容について、もう少し具体的に説明しますね!
動作が重たくなり、制限が掛かる
iPhoneが熱暴走すると、iPhoneの動作が重たくなり、一部の動作は使用を制限されます。
これはiPhone側のプログラムの仕様によるものです。
iPhoneでは内部の温度測っていて、iPhoneがあまりにも熱くなると「安全に使用できる“適切な温度”まで戻そうとする」ようになります。
そのため、iPhone本体に負荷が掛かるものを極力減らすよう、動作が切り替わります。
例えば
- 急に画面が暗くなる
- 充電が出来なくなる
- カメラのフラッシュが焚けなくなる
- 電波が悪くなる
- アプリが突然落ちる
といった事が挙げられます。
これはAppleの公式ページにも記載されていることなので、間違いありません。
デバイス内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると、デバイスは内部コンポーネントを保護するために自動的に温度を調整しようとします。その場合、次のような現象が起こることがあります。
- 充電 (ワイヤレス充電も含む) が遅くなる、停止する。
- ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる。
- 携帯電話無線が低電力モードになる。この間、電波が弱くなることがあります。
- カメラのフラッシュが一時的に無効になる。
他にも分かりやすく現れてくるので、いくつかピックアップして、説明していきますね!
熱でiPhoneの画面が急に暗くなる
iPhoneが熱暴走によって、急に画面が暗くなる事があります。
これは、iPhoneの熱制御のプログラムによるものです。
画面が明るいとより多くの電力を消費し、それが発熱に繋がるため、熱が冷めるまでは画面を勝手に暗くするということですね🤔
たしかに筆者も炎天下の中、iPhoneを使ってて画面が暗くなった経験があります。
その時のiPhoneはかなり熱くなっていたので、冷ましたほうが良いというサインでもありますね😅
画面が暗くなった場合には、ぜひ冷ますことを優先しましょう(クリックしてタップしてページ内の「冷まし方」の章へ移動する)。
電波が悪くなる
iPhoneが熱暴走によって、電波が悪くなることがあります。
電波を繋げてやり取りする動作も、iPhoneの発熱に繋がりますからね。
iPhoneが熱くなっていて、かつ「なんかモバイル通信もWi-Fiも繋がりづらいな。。」と感じたら、熱暴走によって電波が悪くなっている可能性があります。
フラッシュが無効化される
iPhoneが高音になると、iPhone内部のプログラムの影響で、フラッシュを焚けなくなります。
意外かもしれませんが、iPhoneのフラッシュライト自体の消費電力は、それほど高くはありません(1時間ライトを点灯した状態でも電池量6%程度の差)。
ですが、iPhoneのプログラム上では「熱を持った時にフラッシュライトを停止する」ように設計されてるようですね🤔
特に「高温注意」のメッセージがある場合は、iPhoneの温度が原因です。
アプリが突然落ちる
iPhoneの熱暴走が原因で、アプリが落ちることもあります。
これも、iPhone本体が適切な温度を保とうとして「発熱の原因になるもの(アプリの処理)」を取り除くためです。
また、Phoneの熱暴走によってCPUの処理速度が低下して「処理が追いつかなくなって落ちる」ことも理由として考えられます。
特に3Dグラフィックを使った「高負荷なゲーム」は、データ処理の際に発熱しますので、アプリが落ちやすくなります。
また「位置情報を使ったアプリ」も、通信のやり取りとデータ処理の両方を行って発熱しやすいアプリなので、落ちやすいアプリと言えます。
充電できなくなる
iPhoneが熱いと、充電できなくなります。
これもiPhone側のプログラムの影響で、iPhone本体に対して熱でダメージを与えないためです。
特にiPhoneが熱い状態での充電は、バッテリーに負荷を与えるだけでなく、基板に対するダメージも与えます。
基板にダメージが積み重なると「ある日突然電源が入らなくなる(修理業者のアンケート結果の第一位)」という風に、iPhone本体の寿命に関わります。
iPhoneでは出来る限りそうならないように、高温状態で充電をすると「高温注意」となって充電できなくなるのです。
iPhoneの電源が落ちる・電源が入らない
iPhoneの熱暴走によって処理速度が追いつかなくなると、iPhoneの電源が落ちます。
また、電源を入れても「Appleのロゴ」だけが表示されて、操作が出来なくなる「リンゴループ」と呼ばれる状態になることも。
iPhoneの電源入らない状態で、充電も出来ないとなると、不便どころの話じゃないですよね。。
思い当たる「熱暴走」の兆候があったら、まずはiPhoneを冷まそう
このようにiPhoneの「熱暴走」は、思ったよりもiPhoneの快適な使用を妨げます。
iPhoneが思ったように使えなくなったり、場合によっては「バッテリーの劣化」が起こり、大切なiPhoneの寿命が大幅に消耗してしまいます。
そうならないためにも、まずはiPhoneを冷ます必要があります。
- しばらく電源を落として放置する
- 扇風機を当てる(風通しの良いところでしばらく放置する)
まずはこのあたりから行ってください。
ただし、iPhoneを冷ます際に「絶対にやってはいけないこと」があります。
それは「iPhoneを急激に冷やすこと」です。
iPhoneを急激に冷やしてしまうと、温度差が大きくなったところから空気中の水分が水滴に変わる“結露”が発生します。
そうするとiPhoneの周りに水滴が出来てしまい「水没した状態」になってしまうからです。
iPhoneの温度を冷ますときは、必ず“ゆっくりと”冷ましましょう。
iPhoneの「安全で正しい冷まし方」については、詳しくは以下の記事で詳細にまとめています。
気になる方は是非チェックしてみてください。
また、iPhoneがちゃんと冷めてきたら、次にやることは「今後iPhoneを熱暴走させないための対策」です。
以下の記事では
- iPhoneが熱くなる根本原因は何なのか?
- 原因を理解した上でiPhoneが熱くならないためにどんな対策すれば良いのか?
についてご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
iPhoneの熱暴走で不具合があるときは修理店に相談を検討すること
最後に、絶対ではないですが、iPhoneが熱暴走で通常の使用に違和感がある場合は、修理店に行って相談することも手になります。
AppleCare+に加入していれば、AppleCare+を使用して正規修理店に行きましょう。
「AppleCare+に加入しているかどうか?」は、シリアル番号を確認して、以下のリンクからシリアル番号を入力して確認してみてください。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
もしAppleCare+などの保証に入っていない場合は、修理費用が割高になってしまうため、非正規修理店での修理もおすすめになります。
非正規修理店と書くと印象が悪いですが、現在は総務省が厳しい基準を設けて修理店として認可したお店も多数存在します。
ですので、当サイトではそういった安心・安全に修理できる非正規修理店をオススメしています。
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- 「データが残せない」「直せない」と言われた端末の修理実績あり
この記事が、あなたのiPhoneの熱暴走している状態から回復する手助けになれば、嬉しい限りです。
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