どうも、フォネットです!
先日、Docomoが格安料金プラン「ahamo(アハモ)」を公開したことで、話題となりました。
【参考記事】→ahamo(アハモ)の口コミと評判から見たメリットとデメリットを徹底解説!!
それに対して格安SIMの会社である「日本通信株式会社」が、対抗プランを新発表することを決定しました。
というわけで、日本通信の格安SIMの料金プランについて、説明しますね😊
目次
日本通信SIMの新料金プラン:合理的20GBプランの内容
2020年12月10日に発売!
ブランド名 | 日本通信SIM |
---|---|
プラン名 | 合理的20GBプラン(SSDプラン) |
月額料金 | 2,178円(税込) |
データ通信容量 | 20GB |
容量超過後通信速度 | 200kbps |
かけ放題 | 70分/月 |
音声通話料金 | 70分を超えた後11円(税込)/30秒 |
SMS利用料 | 1通あたり3~20円(文字量による) |
データチャージ料 | 1GBあたり275円(税込) |
日本通信SIMの「合理的20GBプラン」とは?
日本通信SIMの「合理的20GBプラン(SSDプラン)」は、先日発表されたahamoに対抗するために発表されたプランとなります。
その証拠に、Docomoの新プラン「ahamo(アハモ)」に対抗するプランと、明記しています🙄
日本通信、ドコモの新料金への対抗プラン投入を決定
「MVNO 潰し」ではないかと言われているドコモの新料金に対してMVNO の代表として対抗プランを 2,178円(税込)で投入出典:日本通信株式会社
税込み表記のため、価格のみ表現を変更しています。
また、この記事の中で
SSDプランの16GBは、総務省が示すデータ使用量の分布によれば、85%の利用者をカバーできる容量となりますが
と書かれていますが、確かにこれは一理あります。
別記事ですが、MM総研がスマートフォンに対して調べた『スマートフォンの月間データ通信量』によると、約9割の方が20GB以内となっています。
というわけで、20GBを用意すれば、ほとんどのユーザーは容量でひっ迫すること無く、スマートフォンを使用できるというわけです。
また、ahamoと比較すると「20GB以上になった場合のチャージ料」は、自動適用で1GBあたり275円(税込)になります。
ahamoのチャージ料は「1GBあたり550円(税込)」ですから、この点もahamoと比較したら安いです。
ちなみに、これを読んだ中には「自動適用って、使いすぎが心配・・・」と思われる方がいるかもしれません。
ですが、ご安心を。
自動で追加される容量は「自分で上限設定が可能(20GB~30GB)」なので、使いすぎる心配もありません。
日本通信SIMの「合理的20GBプラン」を他社のプランと比較
というわけで、早速比較してみましょう。
サブブランド(UQモバイル・Y!mobile)との比較表
まずはサブブランドと日本通信SIMの合理的20GBプランを比較してみます。
ブランド名 | 日本通信 | UQモバイル | Y!mobile |
---|---|---|---|
プラン名 | 合理的20GBプラン(SSDプラン) | スマホプランV | シンプル20 |
データ通信量 | ※20GB | 25GB | 25GB |
基本料金 | 2,178円(税込) | 3,828円(税込) | 4,158円(税込) |
基本料に含むかけ放題 | 70分/月 | なし | 10分かけ放題 |
10分かけ放題 | - | 770円(税込) | 770円(税込) |
無制限かけ放題料金 | - | 1,870円(税込) | 1,870円(税込) |
速度制限 | 200kbps | 300kbps | 1Mbps |
無制限かけ放題込 合計料金 |
- | 5,698円(税込) | 6,028円(税込) |
やはりサブブランドでは、かけ放題なしのUQmobileと比べても日本通信SIMの方が「1,650円」も安いことが分かります。
日本通信SIMと「LINEMO(ラインモ)/楽天モバイル/povo(ポヴォ)/ahamo(アハモ)との比較
続いて、日本通信SIMの合理的20GBプランと、大手キャリアの新プラン(ahamo/povo/LINEMO)、それに楽天モバイルと比較してみましょう。
ブランド名 | 楽天モバイル | au | Softbank | 日本通信SIM | Docomo |
---|---|---|---|---|---|
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VI | povo(ポヴォ) | LINEMO(ラインモ) | 合理的20GBプラン | ahamo(アハモ) |
事業者 | MNO | MNO | MNO | MVNO | MNO |
月額料金 | 2,178円(税込) | 2,728円(税込) | 2,728円(税込) | 2,178円(税込) | 2,970円(税込) |
データ通信容量 | 3~20GB | 20GB | 20GB | 20GB | 20GB |
容量超過後通信速度 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 200kbps | 1Mbps |
かけ放題 | 無制限(アプリが必要) | - | - | 70分/月 | 5分かけ放題 |
かけ放題料金 | 0円 | 5分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,650円 |
5分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,650円 |
- | 無制限かけ放題:1,100円 |
音声通話料金 | - | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 70分を超えた後11円/30秒 | 5分を超えた後22円/30秒 |
データチャージ料 | - | 550円/1GB | 550円/1GB | 1GBあたり275円 | 1GBあたり550円 |
その他 | 店舗がある・支払い方法多数 | 24時間使い放題:220円 | LINE使用量カウントフリー | - | 82の国や地域で追加料金無く利用可能 |
日本通信SIMの新プラン:合理的20GBプラン(SSDプラン)のデメリット
一方で日本通信SIMの「SSD」プランは、3つのデメリットがあります。
- 格安SIMであること
- 無制限かけ放題のプランは無い
- 支払い方法がクレジットカードのみ
では、それぞれ詳しく説明します!
格安SIMであること
これは他の格安SIMにも言えることですが、格安SIMは大手キャリアから回線を借りて運用しています。
そのため、借りてきた回線の量と使用するユーザー数によっては、回線速度が遅くなる可能性は、否定できません。
一方で携帯大手3社は、その自前で携帯電話の回線を用意しています。
そのため、格安SIMと比較した場合、回線速度が速いのはahamo(アハモ)になるのは必然です。
同様に
- サブブランドである「UQモバイル」「Y!mobile」
- 自前で回線を用意し始めた「楽天モバイル」
といったブランドは、回線速度や速度の安定性も高いと言えます。
とはいえ「合理的20GBプラン」の速度を見てみると、MVNOでも比較的回線速度が速い事が分かりました。
詳しくは「MVNOでも回線速度が速い(サイト内で移動します)」で解説しています!
無制限かけ放題のプランは無い
日本通信SIMの合理的20GBプラン(SSDプラン)には、無制限かけ放題のプランはありませんし、変更するオプションも今の所ありません。
ahamo(アハモ)の場合、無制限かけ放題に変更できるため、通話を良くする場合は
- ahamoにする
- 無制限かけ放題付きの格安SIMプランにする
といった別の手段が必要になります。
支払い方法がクレジットカードのみ
日本通信SIMの方は、支払い方法がクレジットカードのみとなっています。
一方でahamo(アハモ)の場合、支払い方法が「クレジットカード」以外にも「口座振替」が可能です。
事務手数料が掛かる
近年の傾向では、格安SIMの契約時に手数料が掛からないところも増えてきました。
日本通信SIMの場合も従来通り「初期事務手数料3,300円」が掛かります。
この手数料は結構大きいので、入りづらいと思う点ではありますね😅
日本通信SIMの合理的20GBプラン(SSDプラン)のメリット
日本通信SIMの合理的20GBプラン(SSDプラン)は、4つのメリットがあります。
- 料金最安値
- かけ放題(70分/月)が基本料金に含まれている
- アプリ不要
- MVNOだが回線速度が速い!
では、それぞれ詳しく説明します!
料金最安値
データ通信量が大容量プランの中でも最安値。
また、日本通信SIMの合理的20GBプランでは、データチャージ料が「1GBあたり275円(税込)」と、ahamoと比べても安く設定しています。
これは料金を抑えたい方にとって、かなりのメリットです。
例えば、楽天モバイル(無制限)の3,278円(税込)に到達するにしても、23GBまでは日本通信の合理的20GBプランのほうが安いということになります。
日本通信SIMと楽天モバイルの比較 | ||
---|---|---|
ブランド名 | 日本通信SIM | 楽天モバイル |
プラン名 | 合理的20GBプラン(SSDプラン) | Rakuten UN-LIMIT VI |
月額料金 | 2,178円(税込) | 3,278円(税込) |
データ通信容量 | 20GB | 無制限 |
容量超過後通信速度 | 200kbps | 1Mbps(パートナー回線) |
かけ放題 | 70分/月 | 無制限(アプリが必要) |
音声通話料金 | 70分を超えた後10円/30秒 | - |
SMS利用料 | 1通あたり3円 | 0円(Rakuten Link使用時) |
データチャージ料 | 1GBあたり275円(税込) | - |
かけ放題(70分/月)が基本料金に含まれている
日本通信SIMの合理的20GBプラン(SSDプラン)の場合、十分にカバーするための通話時間として、月70分を基本料金に加えています。
これは他の格安SIMではオプション料金として取っているところもあるため、かなりの安さと言って良いでしょう。
また、この70分/月というのは、多くのユーザーにとっては十分な通話時間となっています。
以下はMM総研の1週間の通話時間の統計です。
このデータからも分かる通り、スマートフォン利用者の平均は23.5分。
1週間の通話時間が約23.5分、これを4週分合わせると94分になります。
すべてこちらが発信した場合は20分の超過となりますが、個人的に月70分というのは、妥当な時間設定といえます。
(補足ですが、通話料金は発信側しか掛かりません)
アプリ不要
格安SIMの電話は「プレフィックス」という方式を採用しています。
これは先頭に「プレフィックス番号」と呼ばれる番号をつけることで、専用の電話回線を使用する代わりに、料金を少し安くする方法のことです。
しかし、この方法は
- 専用の通話回線を通るので、音質が少し劣ると言われている
- アプリが必要になる(利用者にとって手間)
といったデメリットがあります。
しかし、日本通信SIMの合理的20GBプランは、アプリ無しで通話を掛けることが出来るため、オススメできるポイントです。
MVNOでも回線速度が速い
日本通信SIMの合理的20GBプランは、他の格安SIMの中でも回線速度が早いと言われています。
実際に筆者が計測したデータでは、日本通信SIMで(3月30日 23時50分頃)下り40.1Mbps上り13.6Mbpsという数値でした。
また、日本通信SIMの速度の評価サイトを参照してみると、以下の通りでした。
この表から分かることは2つあります。
- MVNOのデメリットでもあるお昼の時間帯は少し速度が低下する
- 他の格安SIMと比較しても、速度が安定している
こういったことが分かります。
確かに、お昼の時間帯は少し速度は下がるのですが、ほとんどの時間帯で10Mbps以上の速度が出ています。
また、場所と時間帯によっては「100Mbps」を超える時間帯もあるとの情報がありました。
これは推測になりますが、MVNOの場合は回線を大手キャリアから借りて運用します。
この借りてる量がかなり多いため(出来るだけ混雑時の契約者数に合わせているため)、空いている時間帯は爆速になっているのだと思います🤔
日本通信simの評判
日本通信SIMの合理的20GBプランの評判について、集めてみました!
まずは悪い評判についてです。
合理的20GBプランの悪い評判
大手キャリアの新プランに乗り換えました。
通信速度も日本通信SIMみたいに謎の詰まりが見られなく、今のところ安定してますね。
日本通信快適ですよ。月1位で電波調子悪い時ありますが。
あと昼時はやっぱり重いですね。
格安SIMあるあるですが。。
悪い評判では、やはり格安SIM(MVNO)のデメリットである「回線速度の不安定さ」が気になる点が多いみたいですね🧐
合理的20GBプランの良い評判
次に日本通信SIMの合理的20GBプランの良い評判を見てみましょう。
日本通信SIMの合理的20GBプランめっちゃいいです!
通信量が月20GBで1980円!docomo回線で速度もそこそこ!おまけに無料通話も70分ついちゃうぞ!
全然話題にならないのが不思議。
日本通信のsimに乗り換えようと考えてます。
1980円で20GB、70分の無料通話があるのが魅力に感じております🤤
もう6年くらい数社の格安SIMを渡り歩いてますけど、あまり気になったことはないですね。昼時にはなかなかつながらないなってこともありますけど。
日本通信はその点、帯域の増強も積極的のようなのでそこまで心配はなさそうです。
仕事は電話使うからなー。お得なかけ放題で安心、日本通信SIM。
要点をまとめると
- 料金が安いこと
- 70分/月の無料通話があるので安心
- MVNOだが回線の増強に積極的なため、気にならない
といった意見が多く見られました🧐
日本通信SIM「合理的20GBプラン」の評判をまとめると?
日本通信SIM「合理的20GBプラン」の評判についてまとめます。
まず回線速度についてですが「MVNOの不安定さは感じる(特にお昼の時間帯)ものの、積極的に回線を借りているので満足している」という結果でした。
また、
- 料金が安い
- 通常の電話で月70分まで無料があるから安心
- 回線速度が速いときだと爆速
という評価が多かったです。
ちなみに(9:1)位の割合で良い口コミがほとんどだったため、悪い口コミを探すのが手間でした。
それだけ日本通信SIMのサービスに満足しているということですね😊
まとめ
今回は、日本通信SIMの格安新プラン「合理的20GBプラン(SSDプラン)」について、説明しました!
- できるだけ料金を抑えたい
- お昼に回線が少し悪くても許容できる
- でも、通信量の心配をせずに携帯を使いたい
- 電話は使用するが、それほど多く使わない
- 通話で専用アプリから掛けるのが面倒だ
こういった方に、今回の日本通信SIMの合理的20GBプラン(SSDプラン)はオススメです。
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