どうも、フォネットです!
夏場に使用しているiPhoneは、簡単に熱くなりやすいです。
実際に僕自身も、
- 動画を見てたら、手で持てないほど熱くなった
- 地図アプリを使ってたら、熱くなって大丈夫か不安になる
こういった経験があります。
iPhoneが熱くなると「バッテリーの劣化」や、最悪「iPhone本体の寿命を縮める」ことにも繋がると、前回の記事で触れました。
そんな事を聞くと不安になって「早く冷やさないと!」と、この記事を読んでいるあなたは思うかもしれません。
しかし、iPhoneを前回の記事で紹介したように、iPhoneを急激に冷やすのはNGです。
では「iPhoneを安全に早く冷やすには、どうすればいいのでしょうか?」
今回は「iPhoneを正しく冷やすための7つの方法」について、解説していきます!
目次
iPhoneを“安全に”早く冷やすための7つの対処法
iPhoneを正しく冷やすためには、以下の7つの対処法があります。
- iPhoneの充電を中止する
- 扇風機に当てる
- iPhoneケースを一旦外す
- 日陰に移動する
- 温度が低い部屋に移動する
- iPhoneの使用を控える
- 電源をオフにする
では、それぞれ説明していきますね!
1.iPhoneの充電を中止する
iPhoneの充電は発熱の原因になります。
特にスマホの「急速充電」は、ワット数が大きくなる分その際に生み出す熱量も大きくなります。
逆に考えたら、iPhoneの発熱の原因になる「充電を中止する」ことで、iPhoneを冷やすことに繋がります。
手で持った時、お風呂のお湯を触ったときよりも「iPhoneが熱いな」と感じたら、充電は中止するようにしましょう。
2.扇風機に当てる
iPhoneを効果的に冷やす方法としては、これが最もいい方法です。
iPhoneに扇風機の風に当ててください。
「なぜ、一番良い方法だと言い切れるのか?」というと、これは温度計を使って実験済みだからです。
「TIME&SPACE by KDDI」に掲載された実験です。 内容は以下の通り。
- 同一スペックの同じ電池量のスマホを用意
- 4台が同じ高温状態になった時に電源をオフにして、別々の方法で冷却
- 7分後にそれぞれの温度を確認
以下の4つの場合に冷却方法を分けて実験しました。
- 小型扇風機を当てる
- 十円玉を画面に敷き詰めて冷却する
- カバーを外してそのままにする
- カバーも外さずそのままにする
7分後、冷却した温度を測定したところ、以下の結果になりました。
- 小型扇風機を当てる(26.9℃)
- カバーを外してそのままにする(31.5℃)
- 十円玉を画面に敷き詰めて冷却する(32℃)
- カバーも外さずそのままにする(33℃)
上記の結果からも分かる通り、iPhoneを早く冷却するには、扇風機を当てることです。
また、扇風機の風を当てる程度であれば「外気と同じ気温のため、結露の心配もありません。
iPhoneに扇風機の風を当てるのは、安全に早く冷却する方法というわけです。
特に「ハンディファン」は、夏場の熱中症対策にも使用できるので、オススメです😊
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3.iPhoneケースを一旦外す
次に、iPhoneのケースを一旦外すようにしましょう。
『iPhoneが熱くなる3つの原因とリスク対策』の記事でも書いたことなのですが、iPhoneのケースによって、熱が逃げにくくなっている可能性があります。
また、先ほどの章でご紹介した「TIME&SPACE by KDDI」内で紹介した実験データでも、
- ケースを付けたままのスマホと、
- ケースを外したスマホでは、
・・・およそ1.5℃の温度差が有りました。
ケースを外したスマホの方が、同じ時間でも1.5℃も熱が冷めるのが早かったってことなんですよね🤔
iPhoneを冷ましたい時だけでもケースを外して、iPhoneの温度が戻ったら、ケースを付け直すようにしましょう。
4.日陰に移動する
直射日光を浴びている状態では、iPhoneが冷えることはありません。
それどころか、更に熱くなってしまうことも・・・。
iPhoneのためにも、まずは日陰に入る必要があります。
5.温度が低い部屋に移動する
これは、若干注意が必要な方法ではあります。
確かに、iPhoneを冷えた部屋に移動させることで、iPhoneの熱を冷ますことが出来ます。
・・・出来るのですが、前回の「冷蔵庫や保冷剤で熱を冷ますのってどうなの?」って記事でも説明したとおり、iPhoneの温度を急激に冷やす行為は、結露の危険を伴います。
なので、徐々に冷えた部屋に移動することが、できれば望ましいです。
そうは言っても、冷房の効いた部屋にちょっとずつ入るのは完全に不審者ですよね😅
しかし、そんな事をしなくても「徐々に温度を冷ましていく方法」が存在します(ついでに、不審者がられずに済みます 笑)。
それは「カバンの中に入れること」です。
iPhoneをカバンの中に入れておくと、カバンの中の熱がクッションになってくれます。
ですので、もし「クーラーの効いた部屋」に入る場合は、iPhoneをカバンに入れておいて、徐々に冷やすのがオススメです。
6.iPhoneの使用を控える
iPhoneの使用を控えることで、CPUの稼働がストップするため、自然と温度も下がっていきます。
特に充電中にiPhoneを使用している場合は、充電だけでも発熱しているため、更に熱を持ちやすいです。
iPhoneにとっても、バッテリーにとっても良くありません。
iPhoneを使用したい気持ちは分かるのですが、使用しているアプリを一旦止めてスリープモードにしましょう。
7.電源をオフにする
もし、iPhoneのスリープモードにしても熱が下がらない場合は、iPhone内のプログラムが処理し続けてる可能性があります。
CPUの処理を抑えるには、iPhoneのタスクを消しても良いのですが、それよりも良い方法があります。
それはiPhoneの電源を一旦冷めるまで落とすことです。
- iPhoneのスリープボタンを長押し(Ⅹ以降は音量調節ボタンと同時押し)
- スライドして電源をOFFにする
で、電源をオフにします。
少なくとも、電源まで消せばiPhoneの内部処理による発熱の理由は、完全になくすことが出来ます。
まとめ
以上、iPhoneが熱を持っている場合の、正しい7つの冷やし方でした。
iPhoneの熱を逃して大切に使うことで、使用できる年数を劇的に伸ばすことが可能です。
また、今後iPhoneが熱くならないためにも、熱くならないための対策すると良いでしょう。
熱くなったiPhoneの原因と対策の記事も、是非チェックしてみてください!
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