どうも、フォネットです!
以前に書いた記事の中で、Cookieの削除について書いた記事がありました。
しかし、中には拡大解釈しすぎて「Cookieは悪だ!」と考えてる人も居るようなのですが…。
iPhoneユーザーならSafariを使うのが一般的ですので、
- Cookieをブロックしたほうがいいのか?
- それともしなくても大丈夫なのか?
今回はこの辺りをしっかりと書いていきたいと思います。
SafariのCookieの設定は、結論から言えば、特に必要ありません。
理由は2つあります。
1つ目は、標準のCookieの設定で、悪質なサイトのほとんどは引っかからなくなるからです。
悪質なサイトさえ省ければ、後はCookieの情報が閲覧されていたとしても、問題ないかと思います。
2つ目は、Cookieをオフにしすぎることで、利便性を阻害する恐れがあるからです。
これにはCookieの役割から、どういったことを行なっているのか?を知る必要があります。
Safariに限らず、基本的にブラウザアプリではCookieをオンにしているものがほとんどです。
なぜ、Cookieをオンにする必要があるのでしょうか?
Cookieには
- サードパーティCookie
- ファーストパーティCookie
と、2種類のCookieが存在します。
Cookieについては、それぞれ深く説明していきますね。
サードパーティクッキーの役割
まずはサードパーティCookieの役割について、詳しく説明していきます。
Cookieをオンにすることによって、ユーザー1人ひとりに興味のある広告を表示するように、していたりします(サードパーティクッキーと呼んだりする)。
実店舗で例えると、レシートの情報を見て、それとマッチしたチラシを配るサービスをしています。
あれと似たようなことを、ネット上では既にやってるってことです。
広告自体が要らないって話にもなるかもしれませんが、それはさておき。
ファーストパーティCookieの役割
Cookieは他にも利便性を高めるために、
- 商品のカゴの中身を保存したり
- ログインの状態を保持したり
などなど、便利に使えるような情報も保持しています
(こちらはファーストパーティクッキーと呼ばれてます)。
なので、Cookie完全にを拒否してしまうと、
- 商品かごがすぐに消えてしまう
- またログインし直さなきゃならない
といった問題が発生します。
もちろん、その都度選択すればよいのですが、ネットでの利便性を失ってしまいますし、何よりファーストCookieによる危険性は、かなり低いです。
最後に、InfoQの記事を引用しますが、この記事の中にはこのようなことが書かれています。
Safariは先頃、クロスサイトリソースのためのクッキーをデフォルトでブロックすると発表した。同社のこの行動は、2017年に導入したITP(Intelligent Tracking Prevention、現在はバージョン2.3)から始まった、クッキー制限の段階的向上に続くものだ。Safariはこの変更を、ユーザのためのプライバシ改善であると説明している。
クロスサイトリソース用のクッキーは、デフォルトで全面的にブロックされるようになります。一切の例外を、あるいは”多少のクロスサイトトラッキングは許容される”という考え方を排除する、という意味において、これはプライバシの大きな改善になります。
難しい言葉が多いですが、要するにサードパーティのCookieはデフォルトでオフになっていると見て、問題ないでしょう。
そのため「SafariでのCookieの設定は、基本的にいじらなくて問題ない」という結論になります。
まとめ
今回はSafariのCookieをブロックしたほうが良いのか?という内容について、説明しました。
まとめると、クッキーはファーストパーティのクッキーまで有効にしておけば、十分かと思います。
そして、実はSafariって、既にその状態になっているのです😅
なので、設定しなくて問題無いです!
コメント
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