通信速度でよく聞く「上りと下り」の意味と目安について!!

通信速度でよく聞く「上りと下り」の意味と目安について!! iPhoneの通信

どうも、フォネットです!

iPhoneの回線速度を調べていると「上り速度が~」とか「下り速度が~」という風な単語を、よく目にしますよね🤔

当たり前のように使われていますが、この「上り速度」と「下り速度」。

一体何の意味を表しているのでしょうか?

今回は上り速度と下り速度の意味と「上りと下りの通信速度の目安」について、説明していきますね😊

回線速度でよく聞く「上り」と「下り」の意味

インターネットの回線速度には、主に2つの種類があります。

  • アップロードの速度
  • ダウンロードの速度

この2種類です。

実は「上り」と「下り」は、このアップロードの速度とダウンロードの速度のことを指していました。

回線速度の「上り」速度とは?

インターネット回線の上り速度は「インターネットへ情報をアップロードする速度」のことを指します。

例えば、

  • 撮影した動画をユーチューブへアップロードする
  • 撮った写真をフェイスブックやツイッターにアップロードする

そういった時にアップロード出来るデータの速度のことを「上り速度」というわけです。

僕らユーザー側からインターネットへファイルをアップロードする時、参考にするのが上り速度というわけですね。

回線速度の「下り」速度とは?

インターネットの「下り速度」は「インターネットから情報をダウンロードする際の速度」のことを指します。

下り速度はインターネットを閲覧する際、

  • ウェブページの表示をしたり
  • YouTubeの動画を再生したり
  • ゲームの読み込みをしたり
  • SNSでタイムラインを読み込んだり

・・・といったことで使われています。

一般的なインターネットを利用する際には、この「下り速度」の方が重要です。

「上り」と「下り」の回線速度の単位は?

モバイルデータ通信などを含めた「インターネットの回線速度」は「bps(bits per second)」という単位で表します。

bpsという単位では「1秒間で何ビットのデータを転送できるか?」ということが分かる単位になります。

  • 1秒間に1000ビット転送できると「1Kbps(キロビーピーエス)」
  • 1秒間に100万ビット転送できると「1Mbps(メガビーピーエス)」

・・・という風に表します。

  • Kbps=1,000bps
  • Mbps=1,000Kbps=1,000,000bps
  • Gbps=1,000Mbps=1,000,000Kbps=1,000,000,000bps

快適に使うために必要な回線速度の目安は?

ここまでは、上りと下りの回線速度について、理解できたかと思います。

ここからはもう少し具体的に「じゃあ実際どのくらいの上り(下り)速度が必要なの?」ということについて、書いていきますね😊

上り速度に必要な回線速度の目安

まずは上り速度に必要な回線速度の目安についてです。

下り速度に必要な回線速度の目安
メールやチャットの送信
SNSのテキスト送信
1Mbps~
SNSの写真投稿 4Mbps~
SNS・You Tube等の動画投稿 10Mbps~

LINEやMessengerなどのメッセージアプリでのテキスト送信なら、1Mbpsもあればストレス無く使用可能です。

一方で「SNSの写真投稿」や「You Tubeの動画投稿」などは、モバイルデータ通信だとそれなりに速度が必要になってきます。

せっかくなので、SNSの写真投稿の例に、LINEのトークへ写真を投稿する場合を計算してみました。

・・・ですが、長くなったので折りたたんでます、細かく確認したい人だけクリックしてタップして確認してみてください😅


せっかくなので、LINEの写真投稿の場合を考えてみましょう。

LINEでのトークで共有されるサイズは、約500KB(キロバイト)だとします(iPhoneの画像の約3分の1くらいになります)。

1Mbpsの速度だと、ビット数なので「バイト数」に変換します。

1バイト=8ビットになりますので、8分の1して

 

1(Mbps) ÷ 8 = 0.125(MB/s)

 

ということになりますので、1秒間に0.125MB(メガバイト)送信できる計算になります。

この値を、次はキロバイトに単位を合わせます。キロバイトに単位を合わせると(1MB=1000KB)

 

0.125(MB/s)×1000=125(KB/s)

 

ということになり、1秒間に125キロバイト転送できる計算になります。

転送したい画像は500KBの画像でしたね。 ということで500KBを何秒で転送できるのか?を計算すると・・・

 

500KB ÷ 125(KB/s) = 4(s)

 

ということになりました。

つまり画像を転送する場合、1Mbpsだと4秒掛かる計算になりましたね🧐

あくまで目安ですが、この計算をしていくと4Mbps以上になると、1秒以内に写真が転送できるようになります。

下り速度に必要な回線速度の目安

では反対に、下り速度で必要な回線速度の目安についてです。

こちらのほうが、全体的に低い値で問題なく使用できることが分かります。

下り速度に必要な回線速度の目安
メールやチャットの受信 128Kbps~
サイト・SNSの閲覧 1Mbps~
動画視聴 3Mbps~

おおよその目安になりますが、だいたいこのくらいの回線速度があると、快適に使用できます。

格安SIMなどでメールやチャットでのやり取りに不満を持つ場面は、ほとんど有りません。

一方で「ウェブサイトの閲覧」や「動画視聴」になってくると、これより数値が下回ることが多いため、ストレスを感じることがあります。

また、SNSは文字媒体がメインのTwitterなどよりも、画像メインのInstagramの方が必要な回線速度の目安も大きくなります。

動画に関しても、画質を上げると更に必要な回線速度も増えます。

まとめ

以上、上り速度と下り速度の意味と、その違いでした。

  • 上り速度は情報をアップロードする速度
  • 下り速度は情報をダウンロードする速度

という風に、覚えてくださいね😊

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